俺の名前は八木勇征
今年高3になったばかり
今日は4月5日、雨。
いつもの何も変わらない帰り道、のはずだった。
彼女が現れるまでは、、
俺の目の前に1人の女の人が立っていた
後ろ姿で顔は見えないけど、制服を着ていて高校生なのはわかった
彼女は急にしゃがみこんで何かに話しかけている。
よく見てみるとずぶ濡れの子猫に話しかけていた
彼女は自分がさしている傘を猫の所に置いた
そう言って彼女はニコッと笑った
その瞬間、俺は彼女の事が忘れられなくなった。
彼女はそのまま傘を置いたまま立ち上がった。
俺はいてもたってもいられなくなって、彼女の元へ走り出した。
彼女は一瞬戸惑った顔をしてから言った
俺は自分がさしている傘を差し出した
俺は強引に傘を渡した
そのまま走って家に帰った
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そう言う彼は俺のいとこの夏輝くん
俺がひとり暮らしだからたまに家に来てご飯作ってくれる
それがまた超美味い。マジで。
また会えるかな…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。