第12話

十二
179
2020/09/24 02:33
~ある日の夜~
(なまえ)
あなた
はぁ…このまま続くのはツラいなぁ…
アキ
アキ
やっほー!やっと来れたよー!
(なまえ)
あなた
アキ…
アキ
アキ
あれ?どしたの?元気ないね。
あなたは今までのことを説明した。
アキ
アキ
そんなことがあったんだ。
(なまえ)
あなた
もう学校に行くのもイヤでさ。
アキ
アキ
ムリしてでも行けとは言わない。ツラい思いするなら行かなくていいよ。
(なまえ)
あなた
アキ~(泣)
アキ
アキ
よしよし。ずっとガマンしてたんだね。思いっきり泣いていいよ。落ち着くまでいてあげるから。
アキは優しくあなたを抱きしめ、ずっと頭をなで続けた。あなたは今まで我慢していた分の涙を流した。
(なまえ)
あなた
ゴメンね。もう大丈夫。
アキ
アキ
そう?これからはいつでも来れるからいつでも呼んで?
(なまえ)
あなた
ありがとう。
アキ
アキ
じゃぁ、ゆっくりおやすみ。
(なまえ)
あなた
おやすみなさい。

~次の日~

アキに慰めてもらったからなのか我慢していた分、泣いたからなのか学校に行こうと思う。

いつもの一人での登校。やっぱり慣れないな。


~クラス~
(なまえ)
あなた
おはよう。
ンダホ
ンダホ
おは…
モトキ
モトキ
おはよ…
マサイ
マサイ
おはよ…
シルク
シルク
・・・
(なまえ)
あなた
(シルク、挨拶もしてくれない…)
(なまえ)
あなた
(屋上行こう。)
気持ちを落ち着かせるために屋上にきた。
心地よい風が吹いている。

風を感じて目を閉じていると屋上のドアが勢いよく開いた。
シルク
シルク
あなた!どこにいる?
(なまえ)
あなた
シルク…
シルクが自分を探していることにビックリして
その場から動けなかった。
シルク
シルク
!!
こんなとこにいたのか。
(なまえ)
あなた
な、何?
何を言われるのかわからずただ恐怖を感じていた。
シルク
シルク
そんなに怯えるな。何もしねーよ。
シルクはあなたの隣に座った。
シルク
シルク
あのさ…まだみんなには言ってないんだけど、あなたがイヤじゃなかったら前みたいに一緒にいたい。
(なまえ)
あなた
えっ?
シルク
シルク
距離を置いても何の得にもならない。
あなたは日に日に元気なくなっていくし。何のために離れたのかわかんない。
(なまえ)
あなた
シルク。
シルク
シルク
あなた離れしろって言われたけど…
シルク
シルク
できねーよ!
お前と離れてるのもう限界!
これ以上は無理!
そういうとシルクはあなたを抱きしめた。
(なまえ)
あなた
シルク…
シルク
シルク
ずっとこうしたかった。
少し強めに抱きしめるとあなたも抱きしめてきた。
(なまえ)
あなた
寂しかった。
シルク
シルク
ごめん。もう大丈夫。離れないから。
(なまえ)
あなた
本当?
シルク
シルク
約束する!他のやつらが離れても
俺は離れない!
(なまえ)
あなた
ありがとう、シルク。
シルク
シルク
俺、お前が好きだ!
(なまえ)
あなた
私も…シルクが好き。
シルク
シルク
やべー…俺…幸せなやつじゃん!
(なまえ)
あなた
私も幸せだよ!
シルク
シルク
あなた、俺の彼女になってくれますか?
(なまえ)
あなた
私でよければ…
シルク
シルク
バーカ!あなたじゃなきゃダメなんだよ!
(なまえ)
あなた
ありがとう!
シルク
シルク
なぁ…キスしていい?
(なまえ)
あなた
ここで?
シルク
シルク
誰もいねーよ。
(なまえ)
あなた
…うん。
チュッ💋
シルク
シルク
ゴメン、もう1回!
チュッ💋
(なまえ)
あなた
(///∇///)
シルク
シルク
何でそんなにカワイイんだよ!
(なまえ)
あなた
何でそんなにカッコいいの?
シルク
シルク
やめろ!恥ずかしいだろ!
(なまえ)
あなた
照れてるー!
シルク
シルク
うるせーな!
チュッ💋
(なまえ)
あなた
ちょっと、シルク!
シルク
シルク
うるさい口は、塞がないとな!
(なまえ)
あなた
もうしません…
シルク
シルク
じゃ、教室戻ろうか!
(なまえ)
あなた
うん。シルクと付き合ったっていったらみんな驚くんだろうな。
シルク
シルク
羨ましがるだろうな!(笑)
(なまえ)
あなた
何かドキドキしてきた!
シルク
シルク
そうだ!手つないで教室入ろうぜ!
説明するより一目瞭然だろ!
(なまえ)
あなた
教室、着いちゃった。
シルク
シルク
いいか?入るぞ!
ガラガラッ
ンダホ
ンダホ
あっ、お帰り…えぇ!
モトキ
モトキ
はぁ?
マサイ
マサイ
ちょっと!何、手つないでんの?
シルク
シルク
別に手つないでもいいだろ?
ンダホ
ンダホ
シルク…いつもそんなことしなかったのに、どうしたの?
モトキ
モトキ
とりあえず、手離して!
シルク
シルク
しょうがねーな!
マサイ
マサイ
ちょっと…シルクどうしちゃったの?
ンダホ
ンダホ
ねぇあなた、どうなってるの?
(なまえ)
あなた
実はね…
みんなに説明しようとしたらシルクが後ろから
抱きついてきた。
モトキ
モトキ
はぁ?それはやりすぎだろ!
マサイ
マサイ
それはヤバいって!
シルク
シルク
えー!自分の彼女、抱きしめて何が
悪いんだよ!
ンダホ
ンダホ
彼女?
モトキ
モトキ
嘘でしょ?
マサイ
マサイ
えっ?マジ?
シルク
シルク
マジ!なぁ?あなた。
(なまえ)
あなた
うん。シルクは彼氏だよ。
モトキ
モトキ
おめでとう!よかったな、二人共!
マサイ
マサイ
お似合いだよ!
ンダホ
ンダホ
二人きりにするため、あんまり一緒に行動しない方がいいのかな?
シルク
シルク
んなことねーよ。今まで通り一緒に
いようぜ!
モトキ
モトキ
ていうことは…俺達、あなた離れしなくていいの?
シルク
シルク
そうなるな。
マサイ
マサイ
あなた~!寂しかったよー!
(なまえ)
あなた
マサイ~!私も寂しかった!
ンダホ
ンダホ
俺も寂しかったよー!
(なまえ)
あなた
ダホちゃ~ん!
モトキ
モトキ
あなた~!
(なまえ)
あなた
モトキー!
シルク
シルク
何この感動の再会みたいなの!(笑)
ンダホ
ンダホ
あー、羨ましいな!こんなにカワイイ
彼女がいて。
モトキ
モトキ
本当にそれな!
マサイ
マサイ
でもさ、俺達はあなたの一番の友達だろ?
(なまえ)
あなた
そうだね。三人共、一番の友達だよ!
ンダホ
ンダホ
イェーイ!一番!
モトキ
モトキ
あなたは俺達より仲良い友達いないもんな!いたらスゲー嫌だけど!
マサイ
マサイ
俺らが離れなかったからな!
シルク
シルク
お前らテンション高いな。
ンダホ
ンダホ
だってあなた離れしなくていいし、
シルクとあなた、付き合ったし!
モトキ
モトキ
他のやつに取られるのはムカつくけどシルクならいいかな。
マサイ
マサイ
俺もシルクならって思ってた。それに今まで通り仲良くしてられるし。
(なまえ)
あなた
これからもよろしくね!

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