~ある日の夜~
はぁ…このまま続くのはツラいなぁ…
やっほー!やっと来れたよー!
アキ…
あれ?どしたの?元気ないね。
あなたは今までのことを説明した。
そんなことがあったんだ。
もう学校に行くのもイヤでさ。
ムリしてでも行けとは言わない。ツラい思いするなら行かなくていいよ。
アキ~(泣)
よしよし。ずっとガマンしてたんだね。思いっきり泣いていいよ。落ち着くまでいてあげるから。
アキは優しくあなたを抱きしめ、ずっと頭をなで続けた。あなたは今まで我慢していた分の涙を流した。
ゴメンね。もう大丈夫。
そう?これからはいつでも来れるからいつでも呼んで?
ありがとう。
じゃぁ、ゆっくりおやすみ。
おやすみなさい。
~次の日~
アキに慰めてもらったからなのか我慢していた分、泣いたからなのか学校に行こうと思う。
いつもの一人での登校。やっぱり慣れないな。
~クラス~
おはよう。
おは…
おはよ…
おはよ…
・・・
(シルク、挨拶もしてくれない…)
(屋上行こう。)
気持ちを落ち着かせるために屋上にきた。
心地よい風が吹いている。
風を感じて目を閉じていると屋上のドアが勢いよく開いた。
あなた!どこにいる?
シルク…
シルクが自分を探していることにビックリして
その場から動けなかった。
!!
こんなとこにいたのか。
な、何?
何を言われるのかわからずただ恐怖を感じていた。
そんなに怯えるな。何もしねーよ。
シルクはあなたの隣に座った。
あのさ…まだみんなには言ってないんだけど、あなたがイヤじゃなかったら前みたいに一緒にいたい。
えっ?
距離を置いても何の得にもならない。
あなたは日に日に元気なくなっていくし。何のために離れたのかわかんない。
シルク。
あなた離れしろって言われたけど…
できねーよ!
お前と離れてるのもう限界!
これ以上は無理!
そういうとシルクはあなたを抱きしめた。
シルク…
ずっとこうしたかった。
少し強めに抱きしめるとあなたも抱きしめてきた。
寂しかった。
ごめん。もう大丈夫。離れないから。
本当?
約束する!他のやつらが離れても
俺は離れない!
ありがとう、シルク。
俺、お前が好きだ!
私も…シルクが好き。
やべー…俺…幸せなやつじゃん!
私も幸せだよ!
あなた、俺の彼女になってくれますか?
私でよければ…
バーカ!あなたじゃなきゃダメなんだよ!
ありがとう!
なぁ…キスしていい?
ここで?
誰もいねーよ。
…うん。
チュッ💋
ゴメン、もう1回!
チュッ💋
(///∇///)
何でそんなにカワイイんだよ!
何でそんなにカッコいいの?
やめろ!恥ずかしいだろ!
照れてるー!
うるせーな!
チュッ💋
ちょっと、シルク!
うるさい口は、塞がないとな!
もうしません…
じゃ、教室戻ろうか!
うん。シルクと付き合ったっていったらみんな驚くんだろうな。
羨ましがるだろうな!(笑)
何かドキドキしてきた!
そうだ!手つないで教室入ろうぜ!
説明するより一目瞭然だろ!
教室、着いちゃった。
いいか?入るぞ!
ガラガラッ
あっ、お帰り…えぇ!
はぁ?
ちょっと!何、手つないでんの?
別に手つないでもいいだろ?
シルク…いつもそんなことしなかったのに、どうしたの?
とりあえず、手離して!
しょうがねーな!
ちょっと…シルクどうしちゃったの?
ねぇあなた、どうなってるの?
実はね…
みんなに説明しようとしたらシルクが後ろから
抱きついてきた。
はぁ?それはやりすぎだろ!
それはヤバいって!
えー!自分の彼女、抱きしめて何が
悪いんだよ!
彼女?
嘘でしょ?
えっ?マジ?
マジ!なぁ?あなた。
うん。シルクは彼氏だよ。
おめでとう!よかったな、二人共!
お似合いだよ!
二人きりにするため、あんまり一緒に行動しない方がいいのかな?
んなことねーよ。今まで通り一緒に
いようぜ!
ていうことは…俺達、あなた離れしなくていいの?
そうなるな。
あなた~!寂しかったよー!
マサイ~!私も寂しかった!
俺も寂しかったよー!
ダホちゃ~ん!
あなた~!
モトキー!
何この感動の再会みたいなの!(笑)
あー、羨ましいな!こんなにカワイイ
彼女がいて。
本当にそれな!
でもさ、俺達はあなたの一番の友達だろ?
そうだね。三人共、一番の友達だよ!
イェーイ!一番!
あなたは俺達より仲良い友達いないもんな!いたらスゲー嫌だけど!
俺らが離れなかったからな!
お前らテンション高いな。
だってあなた離れしなくていいし、
シルクとあなた、付き合ったし!
他のやつに取られるのはムカつくけどシルクならいいかな。
俺もシルクならって思ってた。それに今まで通り仲良くしてられるし。
これからもよろしくね!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!