第22話

story21
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2020/10/08 08:18
素山狛治
素山狛治
〜〜〜〜〜
素山狛治
素山狛治
で、これが答えだ。
天瀬あなた
あ…なるほど…です…

うん…


なんとかわかったぜぃ……


なんとなくだけど←

素山狛治
素山狛治
分かったならよかった。じゃ、またな


ううっ…


まって、寒気がやばい…


熱、上がってきてんのかな…


天瀬あなた
はい、また…!


狛治先輩に心配かけないよう、


満面の笑みでさよならしたけど…


どーしよ。これさ…


もう帰っていいのかな…?

天瀬あなた
先生…早く帰ってきてよ…
____________________________________



【不死川side】






職員室での仕事を終えた俺は、


今日の天瀬の様子を思い出しながら


廊下を歩く。


今日の天瀬、なんか変だったんだよなァ。


いや、変なのはいつものことなんだが。←


それとは何か違う……
不死川実弥
不死川実弥
何か悩み事かァ…?
だったら、担任として


話聞いてやるかァ……



そんな事を考えながら、


天瀬が待っている教室へ辿り着く。


???
〜〜〜〜〜
天瀬あなた
〜〜〜〜〜!


天瀬の声とは違う、誰かの声。


………男の声だ。


しかも、この声には聞き覚えがある。


たくさんいるこのキメツ学園生徒の中でも、


聞き間違える訳がない。


前世・・での事を、まだ俺は許してねぇ…

不死川実弥
不死川実弥
素山狛治……

思わず声に出してしまったが、


二人は俺に気づいてない。


そのまま会話を続けて…

不死川実弥
不死川実弥
……!


んだよアイツ………







素山に向かって、


すっげえ嬉しそうな顔を真っ赤にしたりして……






あぁ、そうかァ。


天瀬のやつ、素山が好きなのか…

不死川実弥
不死川実弥
チィッ


クッソ……


理由は分かんねぇが……



なんか、ムカつく……

















少しして、素山かが教室から出てきた。


丁度死角になる所にいたから


向こうは俺に気づかねぇ。


そのまま俺は、何も考えず


天瀬が待っている教室へ入る。
天瀬あなた
〜〜〜〜
不死川実弥
不死川実弥
おい天瀬ェ、課題終わったかァ?
不死川実弥
不死川実弥
って、全っ然終わってねぇじゃねぇかよォ!


いつも通り。


いつも通りを意識しながら、天瀬と話す。


その事ばっか考えてたから、


コイツの異変に気づけなかったんだァ……






課題の提出期限について話していたら、


天瀬の様子が明らかにおかしくなった。


目はうつろだし、体もぐらぐらしてる。
不死川実弥
不死川実弥
天瀬ェ?

そう呼びかけたとき、


天瀬の体がぐらりと傾いて……
不死川実弥
不死川実弥
天瀬ッッッ!

そのまま、天瀬は意識を失った。






























































作者
作者
リクエストのやつです!
作者
作者
こんなので良かったのかな……











































































































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