第11話

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2020/02/15 11:46









.



























疲れ果てて、休憩室のベンチに



横たわる。









あなた

ふぅ、、、










身体中べっとりしていて、気持ち悪い















体が火のように熱くて



動くのも辛い










意識が朦朧として



誰かが近づいてきているのも、分からない











……さん













.







あなたさん
あなた

は、、、ぃ……

大丈夫ですか?
あなた

…………、はぁッ












.




その人は私を抱き抱えて部屋に連れていった。

















.


目が覚めると、ベッドの上で寝ていて、



新品の匂いがするパジャマを着ていた。























あなた

ソ……さん……??

ミョンホ
はい、










やっぱり、




ソさんだ









あなた

なんで、、、

ミョンホ
誰に抱かれたの?









テレビを見ながらそう言った。









あなた

、、、

ミョンホ
はぁ、、、













そう重く息を吐くと、






私の手を取り










ミョンホ
僕じゃ、ダメですか??










そう言う。






あなた

ッ、、、…









顔が赤くなる。


















ミョンホ
僕の、、、あなたになってよ……
あなた

ソさん……








彼に抱き寄せられる。







前みたいに包まれるような感じじゃなくて、






懐抱するような







少しきつく







でもどこかに優しさがある







そんな感じ


















ソさんの体温をすごく感じられる。











ミョンホ
ほんとに、抵抗しなくなったね
あなた

えっ、……











お客様と従業員の関係を、思い出す。









ミョンホ
受け入れてくれたって、認識してもいい?
あなた

あ、……ッ









ゆっくり離れる。










ミョンホ
はぁ
ミョンホ
客と従業員ってだけで、
そんなになる?
ミョンホ
別にいいじゃん、人間だもの
あなた

……ッじゃあ、

あなた

普通に過ごしていいの?

ミョンホ
いいよ、楽になって







微笑んでそういう。











あなた

じゃあ、好きになってもいいですか……//

ミョンホ
どうぞ






彼は私の首筋にキスを落として、もう一度包み込んだ。





























でもどこかに






イさんがいて









ミンギュがいる








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