ベッドに押し倒され、少々混乱気味の俺。
そう言いながらすーっと俺の股間に手が当たり、揉み始められる。
最初は萎え萎え状態だったが、揉まれるのがなんとも気持ちよくて、気づけばテントを張っていた。
すかさず男─大谷正哉は俺のズボンを脱がしにかかる。
びるんっ!と。
今まで誰にも見せたことの無い秘部があらわになる。
笑っていたかと思うと、突然俺のソレを彼の口に咥えた。
ほどよい温かさと唾液のヌルヌル感は、童貞の俺にとっては新境地。
じゅぷっ、ずるるっ、と音を立てながら美味しそうにソレを頬張る彼もめちゃくちゃエロい。男だけど。
彼の舌が亀頭と竿の堺あたりをそっと舐める。
恐る恐る、ズボンを脱がしてみる。
…デカい。確実に俺と同じではないくらいとか普通に嘘のレベルでデカい。多分16くらいはあるんじゃないかなと思う。
こく、と渋々頷いて、抵抗がありながらもそっと口にくわえてみる。
……
シャワーに入った後だからか、特に変な匂いとか味とかはしない。とりあえず歯を当てないように、しかし圧をかけながら、ゆっくりと頭を上下に動かす。
時々亀頭を舌で撫でると、じわ…としょっぱい何かが溢れてくるのがわかった。
カウパーってこんな味なんだ……
なんだかんだ5分くらい続けていた時だろうか。
ふるふる、と首を横に振る。
ちょっと乗り気になってきた俺は、魔が差してさらに奥にくわえた。
モノが激しく痙攣し、熱く、粘ついた液体が口内に吐き出される。
しかしエロ漫画でさんざん不味いと聞かされてきたが、意外にもカウパーと同じ味がした。
促され鏡の前で口を開けると、カルピスの原液みたいに真っ白だった。
あまりにも衝撃的すぎて、息を飲むように、そこにあった精液を飲んでしまった。
不意に抱きしめられると、彼はそっと割れ目の先にある、"そこ"をつー、と撫でた。
「はい」なんて絶対言いたくないのに。なのに。
耳元で囁かれたせいで、俺のモノがビクッ、と反応してしまった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。