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第28話

すれちがう君と。成長する恋と。

海から青白く光った理由。

それは夜光虫が原因だった。

夜光虫とはプランクトンの一種で、夜になると発光する。

そしてその夜光虫が超大量発生したせいであれほどまで光っていたのだ。

本来なら神奈川県で少しだけ見られる現象だが、この際岩手でとんでもない数で確認された。

あまり科学的には証明されてないが、
地震で揺れたせいで水利が上がって夜光虫が水面に上がってきた説が一番現実的。



そしてあの謎の地震と津波。

どうしてこの地域だけなのか…。

それは今でも手がかりがつかめない状態。

砂浜もしっかり白色にもどり、

行方不明になった人も無事退院。

今では伝説の自然現象として扱われている。


しかし、あの砂浜にはとある噂が流れ始めた。








海坊主。








昔、岩手でも海坊主のせいで海に飲み込まれた船乗りがいるとか…

そんなこんなでコレは海坊主の仕業説がなんとも有名になり今ではテレビがしょっちゅう取材に来る。





海坊主は恐ろしいイメージがあるが、実際は誰の命を奪おうともせず、拓哉と莉乃を助けてくれた。 






もしかしたら、海坊主は良い奴なのかもしれない。


















・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
拓哉
それじゃあ行くね。
俺は電車の改札口にいた。
人がワチャワチャしていて息苦しい。

莉乃は半泣き。

遠距離恋愛は辛いな…。
莉乃
うん…またね!
今度は私が拓哉の家に行くから!
拓哉
はは…待ってるよ。
俺は莉乃とハグすると、パスケースを取り出した。

魔法伝説ショップで買ったやつ。
莉乃
あ…そうだ。拓哉……


「まもなく一番線に新幹線〇〇号が参りまーす。」





アナウンスが流れる。

俺の乗る列車じゃん!
莉乃
えと…大好きだから!
浮気すんなよ!
莉乃は赤い顔で叫んだ。
拓哉
しねーよ。
俺も大好き。
またなっ!
俺は改札を通った。

今更寂しくなる。

俺にも彼女が出来た。 

最高の岩手旅行だった。









俺は新幹線に乗る。







リュックを降ろすと恭平さんと莉乃のご家族にお礼のメールを打つ。













時が過ぎるのはあっという間。









もしかしたら明日死ぬかもしれない。







だからこそ自分の気持ちは正直に伝えるのが一番理想的だ。

















俺の片思いは幕を閉じた。

















すれちがう君と。成長する恋と。

















俺の恋愛はまだまだ続きそうだ。















-----終わり-----