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第22話

しろいろ

莉乃の家は駅から自転車で十分ほど走ったところにある一軒家だ。

莉乃の部屋は2階にある。

桃色の壁紙に木の机、なんとも普通な女子部屋だ。

唯一普通の人とは違う所は棚の上に沢山の魔法伝説グッズがあるところだ。

なんとも莉乃らしい。




俺は椅子に腰掛けて、リュックからゲーム機を取り出した。

莉乃もつられてゲームを起動する。

俺達は協力クエストを始めた。

こんなふうに友達とゲームをするのは何年ぶりだろう。

莉乃もなんだか楽しそうだ。

莉乃
ねぇ、明日海行かない?
莉乃はコントローラーをカチカチ動かしながら言った。

海か…。

莉乃の家は海の近く。

せっかくの夏だから行ってもいいかもしれない。

あ…でも…
拓哉
俺、水着持ってきてない。
持ってくればよかったな。

まぁプールとか海なんて長いこと行ってないからそもそも水着がないかもしれない。
莉乃
いやいや、見るだけだし。泳がなくていいわよ。
莉乃が笑う。

見るだけならなんの問題もない。

俺は勿論オッケーした。






 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・








このとき、俺達はまだ知らなかった。









俺達の行く海で最悪の出来事が起こることを。










-----続く-----