無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第9話

がーべら

「では…次に学級委員を決めます。」

先生のかすれた声が言う。

私の心臓はドキンッと波打った。

ここで決まる。

私の一年間が…。

立候補者は私を含む四人。

男子は拓哉が圧倒的勝利をおさめ、

見事拓哉が学級委員になった。

私もならなきゃ…



学級委員になるにはまず演説をする。

そしてクラスの皆に投票をしてもらう。

結果的に票数が多かった人が学級委員になる。

ちなみに私も去年立候補したが見事に敗北。

今年こそは…

私は持っていた演説用のメモをぎゅっと握りしめた。

私は二番目。

一番目の子が終わると拍手が鳴る。

そして私は立ち上がる。

皆の視線が痛いほど私に集まる。

心臓が飛びてないか心配だった。


莉乃
えっと…私が学級委員になったら…
私はメモの内容を思い出しながら喋る。

途中つっかかった部分もあったが、なんとか終わらせた。

自分の番が終わると、一気に力が抜けた。

その後は心配ばかり浮かんでくる。

「では…四人は廊下へ…。」

私達は投票のため廊下へ出た。

薄っすらと聞こえる先生の声。

他の三人も緊張してる様子だった。

もちろん私も心臓バクバクだ。

「どうぞ。」

5分ほど経って、先生がドアを開ける。

私はおそるおそる中へ入る。

皆が注目している。

自分の心音がやけに大きく聞こえる。




「今年の学級委員は…」













「莉乃さんにお願いしたいと思います。」
















-----続く-----