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第16話

すれちがう君と。

久々の空港はなんだか新鮮だった。

今は○県での生活の楽しみが強い。


私は飛行機の中の映画を見た。


いつかの夏頃に友達と一緒に見た魔法伝説の映画。

懐かしい。

拓哉と桜は今何をしてるだろうか。
「まもなく離陸します。」

アナウンスと同時に飛行機が走り出した。

ふわりと体が浮く感覚。

次、この県に足をつくのは一年後だ。

そう考えると少し寂しくなる。
私は外を見た。

空は赤く染まっている。

あの時電車で見た空と同じ景色。

もう一年前か…。

そう考えると一年なんてあっという間なのかもしれない。


寂しいけれど私の心は晴れ晴れしている。




拓哉は手紙…読んでくれてるかな…?




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拓哉へ

お手紙ありがとう!

泣いたんだけど。(笑)

帰ってきたらまた映画見て…ゲームして…色々やろうね!

あと…わたしのことわすれんなよ!

めくって
 ↓
□□□

莉乃より



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もう分かるよね。


3文字のあの言葉。


そっくりそのまま返したよ。






じゃあね私の町。


じゃあね学校。


じゃあね友達。


じゃあね拓哉。










また一年後に会いましょう。










-----一章終わり-----