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第7話

ばら

次の日、私は桜と話さなかった。

桜も私と話さなかった。

家の時計をみると今は3時。

私はあることを思い出した。


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やっぱりいた…。

公園のブランコに桜が座ってる。

あそぶ約束をしたのだ。

私はおそるおそる話しかけた。
莉乃
桜…?
!?
桜は驚きぎみに振り返った。

長い髪が揺れる。

とても気まずかった。
あのさ…もしかして私が昨日拓哉くんのこと好きって言ったの気にしてる?
…………!

そうだよ。

なんて言えるわけない。

私は首を横に振った。
いや、嘘でしょ?バレバレだよ。
そんなん気にしてるの?
…………は?

何なのコイツ?

意味わかんない。

私のなかで何かがプツンと切れた。
莉乃
何なの…?気にしちゃだめ?
私だって拓哉のこと好きだし、こうなるのだって予想つくじゃん。せっかく謝ろうと思ったのにもういいよ。
いつの間にか泣いていた。

止まらないよ。

そんな言い方ある?
私は走り出した。

家まで全速力。

嫌い。

嫌い。

嫌い。

桜も自分も嫌い。

大嫌い。
莉乃
…………。
そうだ…。

いいこと思いついた。

見返せばいいんだ…。

魔法伝説の主人公みたいに…





絶対…









許さないから。









-----続く-----