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第6話

ゆり

3年生の秋。

だんだん肌寒くなってきた。

ある日の帰り道のこと。

その日は拓哉がプールだから、

桜と二人で通学路を歩いている。

桜は私の親友。

一緒に絵を書いて、人形で遊んで、

この前は魔法伝説ショップにも行った。

時にはケンカするけど、ずっと仲良しだった。
莉乃
桜は好き人いるの?
私が意味もなく言った。

最近学校では恋バナが流行っている。

桜は恥ずかしそうにうなずいた。
           . .
やっぱり桜にもいるんだ…!
莉乃
誰なの?
私はズカズカ聞いた。

恋バナは大好き。

きになる…

イケメンなあの子かな…?

優しいあの子かな…?

…………。

桜は黙っている。
言えない…。
え…?

今まで秘密なことなんてなかったのに…

なんで言えないの?誰にも言わないよ。

そう言っても首を縦にふってくれなかった。

お願い!

今度は手を合わせて言った。
…………。
…拓哉君。
…………。

あ、そういう事なのね。

だから言わなかったのね。

でも大丈夫。

私はそんなんで逃げ出したりしないから。
莉乃
そうなんだ!応援してる!
あ、今日はピアノがあるんだった。
先帰るね!
まぁ全部ウソ。

私は走り出した。

そっか、そうだよね。

二人は幼稚園も一緒なんだから

私なんかより仲良しだよね。

…………。

なんだろう。

この気持ち。

悔しい?悲しい?

分からない。

……………………。

もしかして










恋?










-----続く-----