第10話

お仕事(1)
6,376
2019/12/24 09:03
そして戻ると。
案の定。
角名 倫太郎
o(__*)Zzz
清水 潔子
だーかーらっ起きててって言ったでしょ!
ボードの様なもので頭をバンッとたたいてる。
痛そう…
清水 潔子
あっ…。ごめん、私職員室に忘れ物したから取ってくる!
猫山(you)
猫山(you)
はい、わかりました!
角名 倫太郎
ふぁ…あ、寝てました?
すみません…
猫山(you)
猫山(you)
あっ。寝てました…
角名 倫太郎
あ、ごめんねー。(笑)
そう言うとムクッと起きあがり、
すると急に、冷やすのに使うのが入った冷凍庫?
みたいなのを開けて…
猫山(you)
猫山(you)
え?
角名 倫太郎
どうかした?
猫山(you)
猫山(you)
いや、それ、え?
角名 倫太郎
あ、食べる?
猫山(you)
猫山(you)
い、いや。大丈夫ですけど…
それは、
『チューペット』
だった。
まぁ世間一般で言う、折るアイス。
猫山(you)
猫山(you)
何故そこから…
角名 倫太郎
うーん…丁度良いから?
わざわざ職員室行くの面倒だし。
猫山(you)
猫山(you)
えぇ…
角名 倫太郎
あ、半分。あげるよ。
猫山(you)
猫山(you)
いつもどうしてるんですか、半分…
角名 倫太郎
北さんにあげてる。
北さん…確か家庭科の関西弁の先生か。
角名 倫太郎
ほーら、溶けちゃうし勿体ないから。
猫山(you)
猫山(you)
あ、ありがとうございます…
それはぶどう味のチューペット。
ガリッと音をたてて食べてると、
清水 潔子
全く…あなたちゃん巻き込むのやめなさい。
清水先輩が帰ってきた。
角名 倫太郎
半分しても相手いないからあげただけですよ。
猫山(you)
猫山(you)
…すみません。
清水 潔子
謝らないで💦
まぁいいや。
清水 潔子
あなたちゃんも保健室って職員室中々行かないから、何か食べ物置いておいてもいいからね?
猫山(you)
猫山(you)
えっ、
角名 倫太郎
清水先生はおにぎりですもんねー。
清水 潔子
うん、天むす。
好きなの。
猫山(you)
猫山(you)
そうなんですね!
清水 潔子
あなたちゃんは?
猫山(you)
猫山(you)
私は…飴…でもいいですか?
清水 潔子
飴?
角名 倫太郎
いいんじゃなーい?
清水 潔子
持ち運び安くていいね。
猫山(you)
猫山(you)
 はい、実際ポケットん中入ってます。
角名 倫太郎
あ、そーだ。
清水先輩あれあげなきゃ。
清水 潔子
あっ、忘れてた。
猫山(you)
猫山(you)
??
そう言って、先輩は何かを持ってくる。
清水 潔子
はいっ、これからよろしく。
角名 倫太郎
ようこそ保健室へ。
渡されたのは…
猫山(you)
猫山(you)
白衣だ…!!✨
医者という夢の中、白衣を着れるなんて
とても嬉しいことだった。
清水 潔子
うん。私達と一緒。
角名 倫太郎
オッホホ!
わお、笑い方独特だなぁ…
早速着てみた。
清水 潔子
わ、良かった。背が高いから
少し大きめにしたからさ。
角名 倫太郎
というか、普通にスタイル良いですよね。
猫山(you)
猫山(you)
そうですか?
清水 潔子
うん。身長羨ましいもん。
すると急にバーンッとドアが開いて
木兎 光太郎
いってぇーー!!
赤葦 京治
木兎さんうるさいです。
木兎 光太郎
あかーし心配位してよ!
赤葦 京治
大したことないのに呼ばないでください。
木兎 光太郎
だってぇ…!
猫山(you)
猫山(you)
えーと。どうしました?
黒尾 鉄朗
いや、バカみたいに腕ぶつけただけ(笑)
猫山(you)
猫山(you)
わ、二人もついてきたんですか!?
清水 潔子
ぶつけた?どこに。
黒尾 鉄朗
俺が運んでた段ボールによそ見してた木兎がぶつかった(笑)(笑)
赤葦 京治
そして何故か一緒にいただけで、連れてこられました。
角名 倫太郎
ドンマイ赤葦。おにぎり貰えば?
清水 潔子
どうぞ。
赤葦 京治
いただきます。
貰うんだ。
というツッコミは飲み込んでおいた。
木兎 光太郎
俺放置!?
清水 潔子
分かったから。
じゃああなたちゃん初めての仕事だ。
赤葦 京治
木兎さんで何か悪いですね。
黒尾 鉄朗
まさかの先生(笑)

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