ここ数日、不思議なことが起きている。
それは、
と、甘いもの同盟を組んだため
よく話しているマッキー先生が、
前にいた国見に手を振っているけど、
国見は私と目が合った瞬間すぐに方向を変えて
逃げていってしまった。
これ…最近頻繁にあるんだけど…
急に後ろに高身長。
驚くのも無理ない。
いつもは月島先生といて誤魔化されてるけど、
山口先生もかなり身長が大きい。
と、るんるんで去っていった、
まだポケットには飴あるけど…
ストック分無いから取りに行くことにした。
と、爽やかにタタタッと赤葦先生の所ヘ
私も早く職員室へいかないと。
そう思い職員室へ。
見事に誰もいなくて一人の国見と目が合う。
でも1秒経たぬうちに目を反らされる。
えぇ、ちょっとこれは傷つくなぁ…
流石に気分悪いし…
じゃあなんでだよぉぉぉ。
この言葉で、国見が、
怖い顔から、驚いたような顔をしながら言った。
国見は凄い落ち込みながらそう言う。
私は自分のリュックからアメの大袋を取り出す。
と、笑いあったら黒尾さんが来たから、
私は保健室に戻った。
あ、マッキー先生に言わないとな。
私は帰り際に松川先生を見つけて、とりあえず事情を話し、マッキー先生に伝えてもらうことにした。
はぁ…良かった。
国見に嫌われたわけじゃなかった。
…良かった?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。