そして、土曜日。
食べ放題だし、可愛らしい格好…というより、
動きやすく、何か飛び散っても目立たない格好に。
黒いオフショルダーに、ジーンズ。
髪は、オシャレなゴムで束ねた。
靴は紺色のスニーカーとか。
あ、学校…って、
もうスガ先生いるし!!
私に気づいたスガ先生は小さく手を振ってくれた。
ってか、眼鏡かけてるんだけど…
カッコよ。普通にギャップで惚れそうだよ。
スガ先生もラフな格好で、
紺色のTシャツに明るい青緑のカーディガンを羽織って、
カーキのズボンだった。
まぁ眼鏡が似合うこと!!
凄く嬉しそうに笑顔で言われると、
ちょっと心臓が、やられる。
〝特別〟
ほんと、勘違いしそうになります。
スガさん。
すると、よくある普通のお店。
中に入ると、席は空いているが、かなり混んでると言える。
このあと、席に案内された。
少し学校の話をしていると、
頼んだ料理が運ばれてくる。
まぁ、どれも辛いけどね。
いつもの優しいスガさんの目は、
無邪気な目をしていた。
可愛い…
って!私は何て事考えてるんだ!
炒飯の中にキムチが入ってるらしい。
スパイスとかこだわりあるらしくて、思わず。
こ、これじゃあ、色々マズイぞ。
間接キス+あーんとやらでは!?
す、スガさん絶対分かっててやってるよねぇぇ。
顔がもうニヤニヤしてる…
と、口を開けて待ってる…
はぁぁ、絶対顔赤いわぁぁ、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!