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第1話

それが始まりだった!!
1,027
2020/06/26 14:55
ミミ・アリス
ミミ・アリス
カスミちゃーん!帰ろー!
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
ミミちゃ、今行くねー!
今日も一緒。

猫を株って生きて

一日を終える。
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
あーもー本当マジ怠い!
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
学級委員怠い!!
だけど仮面をはずせばこんな調子
ミミ・アリス
ミミ・アリス
笑笑お疲れ笑笑
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
今日もどっか寄ってく?
ミミ・アリス
ミミ・アリス
寄ってこー!
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
おー!


そんな時。

目の前に尻尾と耳に火が付いた猫が目の前を通った
ミミ・アリス
ミミ・アリス
…え!?何あの猫!?
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
めっちゃ気になるんだけど!!行こ!
ミミ・アリス
ミミ・アリス
えっ、カスミちゃん!?







しかーし!!それが間違いだった!!
足を踏み込めば、不思議な森。視界も霧がかって良く見えない。
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
うわ、何かめっさ危険…。
ミミ・アリス
ミミ・アリス
帰った方が…ってええ!?カスミちゃん!?後ろに道がないよ!?
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
へ!?
先程迄歩いていた裏路地の道が消えていた。どうして?こんな…。
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
神隠しみた…。
ふわり、体が浮くような感覚がした。
それと共に瞼が重くなる。嗚呼、眠ってしまいそうだ。
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
ミミちゃ…?
ミミ・アリス
ミミ・アリス
カスミちゃんも…?
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
………すー……すー……




ごんっ、がっ、
そんな重い音と

ごろろろ、ごろろろ
何処かで聞いた事のある音が聞こえた。

バンッ!
何かが開く音がして
ミミ・アリス
ミミ・アリス
カスミちゃん!?
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
ミミちゃ!?


私達は………………

初春
初春
ごろろろ、ごろろろ…
否、私達と一匹は。
カスミ・ヴェクタール
カスミ・ヴェクタール
初春!!?
??「おい!お前ら!」
どうやら
グリム
グリム
うるさいんだゾ!







異世界に転生してしまった様です───────。

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