第13話

アリスは薔薇と兎は猛獣と

336

2020/06/29 04:00

ミミ･アリス

………

カスミ･ヴェクタール

だずげで←

ミミ･アリス

カスミちゃんごめぇぇぇん！

カスミ･ヴェクタール

嘘やん()

フロイド

小エビちゃん冷たぁい～

カスミ･ヴェクタール

重たい、どけ

フロイド

やだ

カスミ･ヴェクタール

誰かへるぷ

レオナ

おい、草食動物

カスミ･ヴェクタール

助け求める相手間違えてる気がするから別の人

此処の所は本当こんな感じで難儀してます、ミミちゃ、へるぷ

リドル

おや、ミミ君じゃないか。

ミミ･アリス

あっ、リドル先輩。こんにちは！

リドル

こんにちは。
…片割れはフロイドに捕まった様だね

ミミ･アリス

あ、あはは…

リドル

今から昼食かい？

ミミ･アリス

はい、まあ。

トレイ

あ、リドル。

リドル

トレイか。今からミミ君と昼食を摂ろうと思うんだが、一緒にどうかな。

トレイ

ミミが良いなら俺も行くが…。

ミミ･アリス

全然大丈夫ですよ！私もお腹すいてるので(笑)

トレイ

じゃあ、行くか。

ミミ･アリス

はい！

リドル

君、趣味は？

ミミ･アリス

え、俺ですか？そうですね………、ダンスとか、歌、ですかね

リドル

随分と女の子らしい趣味だね…

ミミ･アリス

そ、そうですか？

トレイ

まあ、ミミは何かと女の子似だからな(笑)

ミミ･アリス

あ、あはは…(まあ女なんやけど…)





















一方

カスミ･ヴェクタール

はー…、疲れた…←死ぬ気で撒いた

レオナ

…で？俺からは逃げられなかったと

カスミ･ヴェクタール

ひぇ…←だが一人撒けなかった

レオナ

まあ良い、ちょいと膝貸せ

カスミ･ヴェクタール

はぁ…？

レオナ

よ…っと

カスミ･ヴェクタール

ちょっと、勝手に寝るな

レオナ

るせぇ…、黙って座っとけ

カスミ･ヴェクタール

…耳噛むぞ

レオナ

はっ、噛んでみやがれってんだ

カスミ･ヴェクタール

チャイム鳴ったら落とすからな

レオナ

サボりゃ良いだろ

カスミ･ヴェクタール

生憎サボり魔にはならないのでー！

レオナ

ッチ、耳元で大声出すんじゃねぇよ…

カスミ･ヴェクタール

カスミ様申し訳ございませんがお膝をお貸し下さいって言ったら大人しく貸すが？

レオナ

言うかよ

カスミ･ヴェクタール

ですよねー…。

ミミ･アリス

………(何かご飯食べてる間に…！？)

カスミ･ヴェクタール

…(ミミちゃ、見るな)

いいねして作者を応援しましょう！

第14話イレギュラーな私達

～霞沢～@ネコちゃんとペア画中

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。