紫耀side
俺は、人生初めての一目惚れと言うものをした……けど、その子はモテる。
だから、“偽カノ“と言う方法しか、近づくことができなかった。
ふ、ふっふぅーーーー!!
やべーーすげー緊張するーー!!笑
え、俺なんかヤバいこと言った?
うわぁーーー!!どしよー!!
平常心、平常心。ここは、ドS紫耀ちゃんでつらぬくぞー。
どうしたら……どうしたら、嫌われないで済む!?
やっぱ、可゛愛゛い゛ぃ゛い゛〜!!
もっと、優しくできねぇーのか俺はぁーーー!!
どしよ、どしよぉーーー( ・᷄ὢ・᷅ )
あ、あの……ご、ご……から、返事の予想ができてしまった俺は、いつもの癖が出てしまった。
あー。悪いことをしてしまったかな。そう思った。
思ったことをちゃんと、口に出して言えればいいのに……
俺には、その勇気がない。本当に、情けねぇー。
つくづく思うわ。
好きなのは、俺だけ。そう思っとったのは、ちゃうみたい。
そして、俺は付き合い始めることを言ったときの廉の表情を……見てしまった。
あぁーー。廉は___が好きなんだと……。
予想なんだけどね?でも、負けねぇー!!
これは、ふざけてるのが分かったけど……半分、当たっているような感じだと俺は思った。
みんなあなたのこと可愛い言ってた。笑笑
ま、そりゃそうでしょ。可愛いんだもん!!笑
〜帰り道〜
やっぱりあなたにとって俺達の関係は、ただの偽カレカノ。当たり前だよな。
賭けしよ?って、言ったのもあっちから告らせるためだけど……
偽カレカノで少しは、俺の事意識してほしい……な。
ビクッってしても、可愛い(,,> <,,)♡
って、俺……そんなこと思ってる場合じゃない!!
クールフェイス、クールフェイス。
ふぅーーーー!!あなたから、明日ね?だって!!
好きすぎて、やべーーーー(・ω・//))笑笑
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。