駿佑side......
俺は、隣に違和感を感じて起きたら
あなたが隣で寝ていた
そう呟きながらあなたの頬を
自分の右手で包み込みおはようと言って
あなたのおでこにキスをしたけど
気づかずにまだ寝息をたててる
「可愛すぎて死ぬわ」
ジリジリ⏰とあなたの目覚まし時計が鳴った
目覚まし鳴っとるのに起きんて
どういう事なんや
起きぬけヤバすぎるんやけど
ちょっと、いじめたろ!
反応の仕方最強過ぎる!
不意打ちされてるのは俺の方や
寝ぼけてるんかなぁ?
勘違いの仕方がやばすぎるわ!
何言っとるん....この子!
俺から住まんって誘っとったから
普通置いてかんやろ?
俺はあなたの手を引いて食卓まで行った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。