続き....
あなたside....
私はお家デートに変更する事に決めた
明日駿佑に仕事が入った事もあるし
何より駿佑の顔色が悪かったから
そんなわけない!
駿佑と外で思いっきりデートをしたい!
でも、私だけの駿佑じゃないということを
忘れたらいけないと思った事を伝えなきゃ
嘘つくの下手だなぁ〜
どうせ、今までの雑誌の撮影メイクさんに
頼んで血色よくしてもらったのバレてるよ!
やっぱり最後は正直に駿佑言ってくれるんだよなぁ〜
そういう所が大好きだから憎めない!
駿佑side....
明日、仕事が入った事をあなたに伝えたら
デートをやめにしたいと返ってきた
あなたに気を使わせてしもうたなぁ
彼氏失格やなと思いながら俺は
平気なフリをした。
バレてしもうたから
正直に言うしかないと思って
疲れてるとあなたに言った
いつも俺の事を想ってくれて改めて嬉しいと思った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!