いーやいや
全然大丈夫じゃないよ〜
うわぁ…これはやばいやばい!
抑えろ…抑えろ俺…
うわぁ〜これもダメなのか……
にしても次のはもっと凄いよね…
頑張って理性保たないと……
あぁ…もうダメ……これは…
俺はもう誰にも止められないくらいだったんじゃないかな……
俺はすぐにあなたさんの首筋にかぶりついてた…
……血を吸う音が聞こえてくる…どんどん理性が消えていき…ずっと吸っていたい気分になった…だけど吸いきってしまうとあなたさんが死んじゃうからすぐ止めた…
……そういう気持ちもあったが…
俺はだんだん我に返る…自然と人間の姿に戻っていき…
目の前を見ると…あなたさんの首元に…明らか吸血鬼…つまり俺が付けたとしか思えない刺し傷が……あっ…俺しちゃったんだ…
……嫌だ…近づかれると…また傷つけちゃう…
俺はもうあなたさんに近づかないと心に決め急いであなたさん家を後にした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。