小山があなたさんの家に遊びに行った次の日
俺はいつも通り早めに登校していた
すると小山が登校してきた
……明らかいつもの元気さがない…
どうしたんだろ…小山
(慶ちゃんパート)
……やっぱしげちゃん昨日の事すごく聞いてくる…
相談したいけど…これを相談したら絶対縁切れちゃうよね……
そう考えてると
うぅ…なんて言えばいいんだ……
あっ!そうだ!
言いかけた途端
と言われる
さっき言った言葉をかき消したいぐらいだ
俺は笑ってごまかす
といい話そうとした途端に
とあなたちゃんがやってきて俺達に近ずいてくる
俺が噛んだ首はガーゼを貼ってあって隠されてる
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!