スニョン.....座って?
ごめんっ....!!!さっきハニヒョンに全部聞いたんだっ!!!!!!!全部全部勘違いだってこと...!!!!
いいよ。誤解が解けたなら。
あとね...私全部思い出したんだ。
!!!!
スニョンがあの寒い中ブランコに座って待ってくれたことも、毛布にくるまって一緒に寝たことも、アメリカのライブでのことも、全部。
....っ
ずっとずっと私のこと好きでいてくれたんだね。
記憶のない私に、1から始めようって言ってくれた。スニョンの優しさ。
さっきの行為も私がハニのところに行けるように、スニョンの優しさ。
私はずっとずっとスニョンの優しさに包まれてきたんだね。ありがとう。
......
私の記憶がない間、ハニは懸命に私のそばにいてくれた。大好きだった。
でもね、毎日病院にお見舞いに行くことで、私の中で別の人の存在が大きくなって、どんどん抑えきれなくなって.....私はどうしたらいいかわからなかった。
私はスニョンが好きなんだって....。記憶があってもなくてもやっぱり私にはスニョンしかいないんだなって....。
遅くなってごめん、待たせてごめん、待っててくれて、ありがとう......
私はスニョン、貴方のことが、好きですっ.....。
泣かないでって........あなたの涙には弱いんだから......
最初に会った時。一目惚れだった。声掛けて、1回逃げられたけど、戻ってきてくれて嬉しかった。
カフェでは焼きもち焼いて、嫉妬で喧嘩した。でもそれじゃダメだって言われて公園で何時間も待った。正直あなたは来ないと思ってたのに、僕の目の前に現れた時、好きだってすごく実感した。
あなたの家で一緒に毛布にくるまって寝た時、死ぬほど嬉しかった、幸せだった。
空港であなたの泣き顔を見た時、ハニヒョンに取られるって焦った。でもあなたは僕の元に来てくれた。
アメリカであなたを見つけた時、夢か幻覚かと思った。
控え室を飛び出したあなたを追いかけた。でも僕は届かなかった。すぐに日本の病院に戻ったから、ずっと会いたくて会いたくて仕方がなかった。
ハニヒョンが女を連れて帰ってきた。それがあなただった。隣にいるのが僕じゃないことに腹が立った。でも、ハニヒョンと幸せなら....それならいいのかとも思った。僕への記憶がないから仕方がないって言い聞かせた。
ハニヒョンとの関係が微妙になってるって聞いて、これはチャンスだと思った。僕はまだまだあなたが好きだったから。
そんな時あなたが僕の前から去った。あなたの手紙があったから今日まで頑張ってこれたんだ....
でも今日ハニヒョンと仲良く話しをしているのをみて、てっきりよりを戻したと思った...。勘違いした上に、すごい申し訳ないことをした....。本当にごめん。
僕は................あなたを好きでいていいの....?
スニョンも私も涙で顔がボロボロだった...。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。