ひっさしぶりにあなたの顔を見た。
あーーーやっぱかわいいなーーーー...。
話をしてる時の仕草とか、
話し方とか...。
全てが可愛くて、愛くるしくなる。
でも僕は気がついた。
あなたの目がちょっと腫れてること。
聞けばSEVENTEENのCDを買ってきてくれたって。
嬉しさ半分と他のメンバーの格好良さに気づくかもしれないというもどかしさ。
「スニョンの成長も見れて楽しい」
そんな可愛いこと言うなんて...
あーーーー早くぎゅーーーーって抱きしめたい...
でも泣いた原因はきっと違う。
問い詰めると
僕が幼馴染と付き合っているという話だった。
びっくりした。
そんな噂まだあるなんて思ってなかったし。
弁解しようとした。
ちゃんと話し合わなきゃ、あなたとは物理的な距離が遠すぎるから。
そんな時、女マネに呼ばれた。
この女マネは僕が好きだとアタックしてくれている。
でも僕はあなたが好きだから相手にしていなかったのに。
この女マネのたった一言であなたを更に傷つけてしまった。
きっと今頃一人で泣いてるだろう。
寝ないで何度も通話ボタンを押した
何度もLINEを送った。
あなたからの返事はなかった。
こんなに好きなのに、相手を泣かしてしまうなら
いっそ
出会うべきじゃなかったのか....?
とも思ってしまうほど、
僕はあなたが好きで好きで好きでたまらなかったんだ........。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!