第68話

68
2,411
2020/02/16 03:12
???
その手離せよ。
知らない男
は????なにおまえ
はるか
はるか
彼氏。
知らない男
チッ
知らない男は去っていった。











私は無意識にスニョンを呼ぼうとした。










聞こえていただろうか....。はるかに。










はるか
はるか
あなた、いこ、家まで送るよ
あなた

ありがとう

はるかに送って貰って家に着いた。
あなた

ごめんね、ありがとう。

はるか
はるか
なんであそこで座って泣いてたの...?
あなた

あっ.......バイトでちょっと失敗しちゃっただけなの。大丈夫。

はるか
はるか
そっか....家上がってもいい...?
正直、まだスニョンがいた部屋に誰かをあげたくなかった。


あなた

ごめ....

はるか
はるか
じゃあ僕の家くる?
あなた

えっ...

そう言った瞬間に私の手を取ってはるかは歩き始めた。


正直、あの空間にスニョン以外をあげたくないけど、自分も一人でいるのが辛い。

はるかに甘えることにしてしまった...。










はるか
はるか
はい、どうぞはいって。
あなた

お邪魔します...

はるか
はるか
着替えとか姉ちゃんの使ってw歯ブラシとかは新品のやつあるからそれ使っていいよ。
あなた

うん、ありがとう...。

はるか
はるか
あなた...。好きだよ。
あなた

うん。

はるか
はるか
いい?
あなた

........うん...

とにかくスニョンを忘れて自分が身軽になりたかった。
































はるかは優しかった。

けどその優しさが逆に辛かった.......。











朝起きるとはるかはまだ寝ていた。










メモに書置きを残した。










「ありがとう。ごめんなさい。さようなら。」
















私にはスニョンは忘れられるはずなかった。


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