ピッピッピッピッ....
スニョンさんの部屋では機械音だけが鳴り響いている。
酸素や点滴、輸血、モニター、色んな物が繋がっている。
まるで昔の私みたい...。
そっとベッドの隣の丸椅子に座ってつぶやく。
私と貴方は、両思いだったの...?
返事はない。
私は...どうしたらいい...?
過去を聞いたはいいけど、これからどうしたらいいのかわからないの......。
私...ハニのことは好きだけど...
好きなんだけど..........
........わからなくなってきちゃった...
色んなこと一気に聞いたから、混乱してるのかな...。
スニョンさんから見たらそんなこと、聞かされてもって感じだよね...
あーあ....。何話してるんだろうなあ.......。
スニョンさんは....まだ私のこと.....好き............?
ぽつりと呟いた言葉。
自分でも予想していなかった言葉に驚く。
するとどこからか聞こえる声。
......好きに....決まってるだろ..............っ...
えっ.......
あなた...........?泣かないでよ...........っ
僕はあなたの泣き顔に...弱いんだから........っ...
私は泣いていた。
なんの涙なのか、わからない。
けど、涙が溢れて止まらなかった...
あなたが...無事で、よかったっ......
今度はっ...守れたな.......っ..........
優しい笑顔で、そういうスニョンさん
大きな右手で涙を拭ってくれるスニョンさん.....。
スニョンさん.....ありがとう.........!
いんだよ.....w
その後医師の診察を受け、モニターと酸素は取れた。
スニョンは明後日からリハビリをするのだという。
早めに動かなければ、筋肉が固まって、ダンスに影響が出る。
あなた、思い出したの...?
チャニに聞いたの。
私は思い出してないんだ.....。
そっか.............
うん...
あのさ........
僕ともう一度、初めからやり直さない?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!