第29話

エースに好かれすぎて困ってます
あなたは木兎さんと同い年です
めっちゃ木兎さんに好かれてます*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――
木兎光太郎
木兎光太郎
なぁあなた!!!
あなた

何?

木兎光太郎
木兎光太郎
今日も可愛いなぁ!!
あなた

ハイハイ、ありがとー

これがいつもの会話
最近木兎光太郎がウザ絡みしてきます。
そう、

こうなったのはあるきっかけがありました。









夏休み前…
モブ女
モブ女
好きなんです!!
付き合ってください!
木兎光太郎
木兎光太郎
えっ?どこに行けばいいの?
トイレに行った私は帰り道、自販機で飲み物を買っていこうとしたら告白現場に遭遇してしまった
モブ女
モブ女
いや、恋愛で好きなんです!!
木兎先輩のことが!!
木兎光太郎
木兎光太郎
そ、そうなのか?
あれは確か学校集会でうるさかったやつ
覚えてるぞ…
先生に注意されてたやつだ
ていうか同じクラスのやつだ!!
モブ女
モブ女
付き合ってください!!
木兎光太郎
木兎光太郎
え、いやちょっと…
奥手なのかなんなのか知らないけどすっごい困った様子で女の子を見つめる木兎光太郎
モブ女
モブ女
彼女とか好きな人とかいるんですか!?
いたら諦めますけど…
これ絶対やばくなるやつだ
女の勘で分かった私はそれでもまだ見てるだけ

てか、どうやって帰ろう
階段の踊り場でこんなことしてんなよ(((
木兎光太郎
木兎光太郎
彼女…好きな人…
俺赤葦が好きだぞ!!
こいつ馬鹿だ
全然かっこよくもなんともないただのアホだ
ここでクラスメイトにかしをつくっとくのも悪くない
そう思った私は飛び出していき
あなた

ぼーくとっ!
何してるの?次移動教室だよ?

そう言いながら手を握った
木兎光太郎
木兎光太郎
えっ?えっ?
助けてやってんのに全然理解出来てない様子
馬鹿だなぁと思いながら手をぐいっと引く
そして…
あなた

ごめんね?話はまた今度にしてもらえるかな?
…あと、しつこいと嫌われちゃうよ?

にこやかにそう言い捨て
木兎光太郎の手を引いて教室まで歩いた私





あなた

あんたさ、ビシッと言いなよ。男でしょ?

木兎光太郎
木兎光太郎
助けてくれたのか?
ありがとな!!
あなた

話聞いてんの?意味わかんないんだけど

こいつ日本語通じてんのかってくらいだわ(((














それからというもの私はすっかり懐かれてしまい
夏休みあけた今も構われている













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