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第10話

切ない
それからも毎日会いに行くものの、瑠璃さんがいて先輩にぜんぜん話しかけられない。

いつも一緒にいる瑠璃さんと柊木先輩がお似合いで胸が苦しくて、毎日泣きそうになってしまう。

それでも柊木先輩に会いたくて、柊木先輩の教室に足を運んだ。


そんな日々を過ごしていたある日。

その日は柊木先輩はお休みで瑠璃さんが椛乃に話しかけてきた。
神林瑠璃かんばやしるり
椛乃、ちゃんだっけ?
小林椛乃こばやしにの
はい…
神林瑠璃かんばやしるり
ねぇ、もう
柊木くんに付きまとうのやめたら?
涙が溢れそうになるのを抑えた。
神林瑠璃かんばやしるり
柊木くんもきっと嫌がってるよ?
そうなのかな…。
神林瑠璃かんばやしるり
それにあたしのほうが柊木くんにお似合いだと思わない??
自信ありげに笑う瑠璃さんが羨ましくて…。

そんなこと認めたくないけど、否定なんてできなくて。

柊木先輩は椛乃といるより瑠璃さんといる方が幸せかもしれない。椛乃が邪魔してるのかも…。

そっか、椛乃、ずっと柊木先輩の恋の邪魔をしてたんだ。柊木先輩は優しいから、何も言わなかっただけで。
小林椛乃こばやしにの
椛乃、もう…──