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第3話

お、おばけ…っ!?
先生
…やし、小林!!
小林椛乃こばやしにの
っ…!?
やっぱりお昼ご飯後の5時間目は眠いもの。

椛乃も例外ではなく、寝ていたのだが先生にばれ、起こされてしまった模様。
先生
罰として放課後、雑用に来るように
小林椛乃こばやしにの
えぇーっ!!
ガタッと勢いよく立ち上がり反論する。

放課後、柊木先輩のとこ行こうと思ってたのにぃー!!お昼休み会いに行ったけどそれだけじゃ足りないっ!!ひどいよ、先生!!

そういう意味も込めて嫌な顔をした。
先生
つべこべ言わず来なさい!
そう言ってプンスカ怒る先生。

当たる先生が悪かったみたい。
なんで椛乃、この先生の授業のときに寝ちゃったの…。

周りのクラスメイトにもクスクス笑われ仕方なしに椅子に座った。

先輩、今日はもう会えないの、ごめんね?

あぁ〜!!
昼休みに会ったのにもう先輩不足だよぉ…。

***

雑用でなんで旧校舎まで行かなきゃなんないのぉ〜!!

放課後、旧校舎へ続く廊下をひとりで泣く泣く歩いていた。

絶対先生、行くのめんどくさいから椛乃に罰ってことにしてやらしたんだよ…。ほんとだったら柊木先輩とラブラブしてたのにぃ…。

莉奈は用事があるからと椛乃を置いて帰ってしまった。だからほんと、ひとり。

旧校舎って電気ついてなくて暗いし、古いからおばけ出てきそう…。

そういえば昨日、椛乃、ホラー映画見ちゃったよ…。それも学校が舞台の、だったし。

そう考えたらそうとしか見えなくなってくる。

と、とりあえず、雑用を済まそう…!!

え、えーと、し、資料室はどこだ?
確か先生1階の奥って…。

ねぇ、なんで奥なのっ!?
せめて近くにしてよぉ…。

覚悟を決め、旧校舎を奥に進む。

く、蜘蛛の巣がある…。
なに?おばけじゃなくて魔女とかドラキュラが出てくるの…?

どんどん嫌な考えがよぎってしまう。
小林椛乃こばやしにの
し、資料室…
やっとたどり着いた資料室。

お目当ての資料を取り、また廊下に出た。
あぁ、今から怖いっ…!!

そーっと忍び足で前に進む。


ゴンッ…。


そのときなにか物音がした。
小林椛乃こばやしにの
ひぃっ…!!
近くの空き教室からだ。
ドアがゆっくりと開く。
小林椛乃こばやしにの
いやっ…
大声を出しそうになったところを口を手で塞がれ、空き教室に連れ込まれた。
小林椛乃こばやしにの
いやっ…、食べないで!
ごめんなさい…っ!!命だけは…っ!!
「ぷっ、あはは」

焦る椛乃を前に大笑いしている。
小林椛乃こばやしにの
え…?
きつく閉じていた目を開き、大笑いしている人を見た。
小林椛乃こばやしにの
ひっ、柊木先輩っ!?
大笑いしていたのは柊木先輩だった。
こんなに笑っている姿を初めて見た。
涙を目に浮かべ腹を抱えて笑っている。

周りには少しくたびれたソファーやテレビが置いてある。
柊木春樹ひいらぎはるき
くっ、あははっ
小林椛乃こばやしにの
な、なんでここにいるんですかーっ!?
旧校舎中に椛乃の素っ頓狂な大きな声が響いたのは言うまでもない。