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第7話

チャンスありますかっ!?
“放課後、あの場所に”

あの場所というのはたぶん旧校舎の空き教室。
放課後来いってことは教えてやるってこと!?
小林椛乃こばやしにの
やったー!!
5時間目、その答えに辿り着いた椛乃は大きな声を出して立ち上がった。
先生
…ごほん
先生の咳払いの音にはっと我に戻り、急いで椅子に座った。

やっちゃった…。
でもでも!柊木先輩が教えてくれるなんて!

頬が緩んでしまう。

***

放課後、椛乃は旧校舎の空き教室に来ていた。
小林椛乃こばやしにの
ここでたぶん
あってるはずなんだけどなぁ…
ぜんぜん、柊木先輩来ないや。

間違えてたり…!?
柊木春樹ひいらぎはるき
ごめんっ…
あわあわとしている椛乃の後ろから肩を大きく上下させている柊木先輩が顔を出した。
小林椛乃こばやしにの
大丈夫ですかっ、先輩!!
ここまで走ってきてくれたのだろうか。
息が荒い。しばらくして息が整った柊木先輩は中の少しくたびれたソファーに座った。
柊木春樹ひいらぎはるき
座れよ
小林椛乃こばやしにの
はーいっ!!
柊木先輩の隣に座った。
小林椛乃こばやしにの
うわ、このソファー座り心地
サイコーじゃないですかっ!!
椛乃がびっくりしたのはソファーの座り心地。
ふわふわでずっと座っていられそう。
柊木春樹ひいらぎはるき
勉強早くやらねーと
やばいんじゃねーの?
小林椛乃こばやしにの
ゔゔ〜!!
“勉強”

自分から言い出したことだけど椛乃は大の勉強嫌い。
柊木春樹ひいらぎはるき
わからねーとこどこ?
小林椛乃こばやしにの
こことこことここと──
わからないところを次々と指さしていく。
柊木春樹ひいらぎはるき
ほとんど全部じゃねーか
小林椛乃こばやしにの
わかんないんですよ〜
教えてください!
ひとりでわかった問題なんて全然なく、ほぼ柊木先輩にやり方を教えてもらった。
柊木春樹ひいらぎはるき
ちゃんと授業聞いてんのか?
小林椛乃こばやしにの
ん〜、ほぼ寝てます!
体育の授業だけ起きてるぐらいですね
柊木春樹ひいらぎはるき
自信満々に答えるなよ、バカ
小林椛乃こばやしにの
椛乃がバカだって、そう言いました!?
柊木春樹ひいらぎはるき
言ったけど?
どっからどう見てもバカだろ、ばーか
バカって悪口なはずなのに柊木先輩に言われたら嬉しいんだけど…!

頬が緩んで仕方ない。
柊木春樹ひいらぎはるき
何笑ってんの?
小林椛乃こばやしにの
うーん、なんででしょうね
柊木先輩にバカって言われて嬉しいからじゃないかなぁ…。
柊木春樹ひいらぎはるき
おい、次行くぞ
小林椛乃こばやしにの
はーいっ!!
柊木先輩の説明はすごくわかりやすくて説明してもらった問題はほぼ解けるようになった。
小林椛乃こばやしにの
先輩、大好きです!!
付き合いましょ!!
柊木春樹ひいらぎはるき
意味わかんねーし
あらら、またふられちゃった。
小林椛乃こばやしにの
じゃあいつになったら付き合ってくれますかっ??
柊木春樹ひいらぎはるき
さあな
小林椛乃こばやしにの
それって…、まだ椛乃にはチャンスあるってことですよね!?
ありえない、なんて言われたらどうしようって思ってたから嬉しい。椛乃にもまだチャンスが!!