あなたside
あなた:あ、黒尾くん…昨日はありがとう。
黒尾:ぜーんぜん。大丈夫。いーんだいーんだ。軽いし楽勝だよ。で、今日は大丈夫?
あなた:うん!まぁ大丈夫!だるいだけかな。
黒尾:まぁ…しっかり休んどけよ…ナデナデ
えっ…黒尾くんが急にこんなことし出す!?待って怖くなってきた…まさか私の事ストーカーするためだったり……!?
あなた:撫でるなよ〜。みんな見るからさぁ……
まぁ誤解生まれなければいいけど…………
―黒尾side―
あなたをなんだか無意識に撫でてた……
まぁでも可愛かったからいっか〜( ^∀^)
黒尾:あ、そうだ。そろそろテストじゃん
あなた:あっ…………
黒尾:あなた勉強してますかぁ〜?やっぱしてないですよね〜?
あなた:……やってないです。
黒尾:みんなで勉強会しますか……。
あなた:え?ほんと?やろやろ〜!
黒尾:じゃあ今週の土曜日空いてる?
あなた:うん。大丈夫だよ〜
黒尾:じゃ、あなたの家行くわ。
あなた:えっ…( ˙-˙ )
黒尾:問題あった?((((
あなた:いや、別にいいけど…なんで私の家?
黒尾:いや、広いし…俺ん家汚ぇとかそんなけの理由
あなた:ふーん。まぁいいよ。分かった!
理由なんてあなたの部屋に行けるとかいうだけの理由だけどな…。( -ω- `)フッ
―昼食―
黒尾:あなたー。部活のみんな屋上行ってるけど来るー?
あなた:あ、うん!行く~!
ホント信じられない
マジでこの学校の人気者と一緒にいられるのよ…
ほんとにあの女……ムカつく、、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。