あなたside
七瀬:白崎先輩〜
あなた:七瀬さん、なんですか?
七瀬:部活のことで話したいんですが、、
あなた:あ、うん!
七瀬:じゃあ来てください、、、、、
あ、なんだろう……嫌な気がする…。
七瀬:昨日の夜、黒尾さんと何話してたんですか…。帰りに…
あなた:えぇっと…、、体育館が荒れてるの誰だと思います?と聞いたんです…
七瀬:へぇ〜軽く嘘つけるんですね!私を犯人とか言ってた癖に、、、
あなた:っ…!
七瀬:言っとくけど…私が犯人だから黒尾先輩と話すの控えてくれませんか?
あなた:え、、どうして…?
七瀬:天然アピもそのくらいにしといてくどさい。好きだから______に決まってます
あなた:そ、そうですか…
七瀬:だから今日も部室掃除よろしくね💕
あぁどうしよう…
鉄朗くんとどうやって話せばいいんだろう
???:あなたちゃん………!
あなた:っ……、、、
―部活―
黒尾side
夜久:あ!今日は部室荒れてないですね!
黒尾:おう。俺が片付けておいた。
夜久:えぇ、今日も結局じゃあ荒れてたじゃないですか。
孤爪:なんで荒れてるんだろ…
リエーフ:風とか吹いてぐっちゃぐちゃになってるんじゃないんですか?
黒尾:窓も空いてないのにどうしてそうなんのかよ
七瀬:お待たせしました〜
黒尾:あれ?あなたは?
七瀬:なんか先生に呼ばれたっぽいですよ〜今会いました!
黒尾:そうか。
あなた居ないのか……
―部活途中―
黒尾:なぁ七瀬。あなた遅くねぇか?
七瀬:いや、遅くなるのかもしれないですね…
黒尾:見に行ってくれます?
七瀬:あ、はい!!!分かりました!
七瀬side
七瀬:あなたちゃ〜ん
あなた:七瀬さん、、、
七瀬:もうあと1時間くらいここにいてくれるかな?
あなた:七瀬さん、あなたが仕組んでたのね…
七瀬:うん。今日は部活には来させないからね?
このまま行けば黒尾先輩に好かれるかな…。なんであいつはいるんだ。ほんと邪魔。
邪魔すんなよほんとに______.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。