次の日
『図書館行くよ!』
深澤「おう!」
図書館
『阿部先生は、どこだ。』
阿部「あなた!」
『先生!』
阿部「あれ?深澤もじゃん。」
『教えてもらいたいって言うから、連れてきました!』
阿部「そっか。笑」
『ここってどうやって解くんですか?』
阿部「ここはね、___するととけるよ!」
『( ゚A ゚)ホウホウ』
深澤「zzz」
阿部「深澤!寝ないで勉強やるよ!」
深澤「だって、わかんないし。」
阿部「教えてあげるから!」
深澤「全部わかんない!」
『えー!!』
『先生、ちょっとお手洗い行ってきます。』
阿部「行ってらっしゃい。」
深澤「先生。」
阿部「ん?」
深澤「あなたのことどう思ってるんすか?」
阿部「勉強が出来て、いい子だと思うよ?」
深澤「好きじゃないんですね?」
阿部「恋愛感情はないから。」
深澤「良かった。笑」
阿部「あなたのこと、好きなのか?」
深澤「す、好きじゃないですよ!」
阿部「ふーん。」
『お待たせしました~。』
阿部「じゃ、続きやろっか。」
『はい!』
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!