クラブに来た
ガシャン
行ってみた
「あぁ!?おめぇさぁ!調子乗ってんじゃねえよ!」
「す、すみません…」
「すみませんで済むわけねぇだろ!!
この服何円したと思ってんだよ!!」
「あ?こいつが俺の服汚したんだよ」
「は?洗っても落ちねえんだよ!」
「オシャレだわオシャレ」
いるよねそういう人
「は?黙れや!この服何円したと思ってんだよ!」
「払えるのかよ?あ?」
「責任者出せや」
「は?てめぇやんのか?」
「例え不思議の国のジュンピと中華マフィアのミンハオでも俺より喧嘩は弱いだろʬʬʬ」
なんかなめられとる
「チッ 調子のんじゃねええええ」
目をつぶった
ドカッ ズカッ
ゴンッ ガンッ ドタッ
目を開けたら足元に
さっきの人がボコボコにされて倒れていた
「ん?あ!リーダー!」
タッタッタッ
「どうしました?」
「分かりました!!」
その人はつまみあげられ、
外に放り出された
「は、はい…!」
「ありがとうございます!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。