カルエゴ卿、あたしたちは
お願いがあってきた
問題児クラスの
教室移動を要求する
………
他に隔離できる教室がないのだから
しかたのn……
おいおい、あるじゃないですか
王の教室、ロイヤルワンを開けろ
!?
証明してやるぜ、あたしたちが
王の教室を使用する生徒だとな…
数日後
入間さーん、あなたさーん
これ、追加の許可書……!?
ど、ど、ど、どうしたんですか!?
あぁ、寝てた
あと、もうひと押しか…
あ、あの…!
ん?
私が素顔を見せてお願いすれば…
ハンをくれる先生方もいるんじゃ……
くろむは出したくないんだろ?
なら、出さなくていい
そこに居ろ…
フンッ!!))
まぁ今が正念場なのは間違いない…
それから、それから
カルエゴ先生、許可書は揃っています
ハンを押してくれるだろ?
私は教員全員の許可書がいると言った
これでは足りぬ
!?
教員もだが、この学校に
関係する人物全員だ
くっ……
諦めろ
「入間くんとあなたちゃん居た!!」
「書類がいるんだって?はいこれ!」
「俺らは入間くんとあなたちゃんのファンだからな!」
「いつも色々ありがとう!」
入間!これで揃ったな!!
おう!!
…!?
全部の許可書が揃ったら…
ハンをくれるって約束だろ?
ぐっ……
カルエゴはハンを押す
問題児クラス!
教室移動決定だ!!
教室移動決定!!
教室移動決定!!
教室移動決定!!
教室移動決定!!
教室移動決定!!
教室移動決定!!
まったく……
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!