ガラガラ

梨乃
失礼します…ボソッ

隼人
…

伊吹
あっれ〜?今日も来たのぉ?

梨乃
…

伊吹
来なきゃいいのにボソッ

梨乃
(!)
隼人が梨乃の手をとる

隼人
…行くぞ。

梨乃
(タッ助かったぁー)

沙耶
( `_ゝ´)チッ
ドン!
沙耶が梨乃の机に手紙を置く

梨乃
??

沙耶
見なさい

梨乃
今日の放課後屋上に来い?
でも早退しないと…

沙耶
は?あんたの事情なんてどうでもいいのよ!
ちゃんと屋上来なさいよね!
来なかったらどうなるか分かる?w
________放課後________
屋上にて

沙耶
あんたねぇ

梨乃
(なんで美麗ちゃんもいるの?)

沙耶
私が隼人クンの事好きって分かってて
朝,あんなことがしたでしょ

梨乃
違い…ます
ベチン!

梨乃
イッタイ

沙耶
は?うるさい

沙耶
貴方は私の引き立て役で十分なのよ!

沙耶
美麗。やっちゃって

美麗
はーい!

美麗
梨乃ちゃーん!

梨乃
はい…

美麗
私って生徒会長だよねぇ?

美麗
だから私ぃ

美麗
お願いしたらなんの鍵でも手に入るんだよねぇ

梨乃
そうなんですね。

美麗
あれ見て!
美麗の指を指す方を見る。

梨乃
倉庫…ですかね

美麗
そうそう!
沙耶が梨乃のことを押す

梨乃
え?何をするんですか

沙耶
えいッ!w
バタン!
ガチャガチャ

美麗
よーしこれでOKだね!

梨乃
えぇ?え?え?
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

梨乃
開かない!出して!ここから出して!

沙耶
あんたが隼人クンに近づいた罰よ

沙耶
明日出してあげるわw

美麗
行こ
タッタッタッ

梨乃
…

梨乃
(明日まで待つかぁ)
____その後____
ピンポーン

沙耶
ア、梨乃ちゃんのお母さんですか?

沙耶
私,沙耶っていいまーす

美咲
ア、沙耶チャンね,どうしたの?

美咲
梨乃も一緒?

沙耶
それなんですけどぉ

沙耶
梨乃ちゃん実は居残りで
明日まで学校にいるって言ってましたァ!

沙耶
夜ご飯は私がコンビニで
買っときましたので
大丈夫です!

沙耶
(買ってないけどねぇw)

美咲
良かったわぁ汗

美咲
報告ありがとうねー!

沙耶
いえいえ!
失礼しました🙂

美咲
(梨乃が居残りなんてある訳ないわ。
それに何があっても
居残りにはさせない学校よね。
梨乃を虐めてるのって,
沙耶と美麗って聞いたわ。
あれはきっと嘘ね。)
ピッポッパッポ

隼人
はいなんでしょうか

美咲
梨乃ってどこにいるか知ってる?

隼人
ゑ?いや今日は放課後屋上に行かなきゃ
とか言って一緒には帰らなかったので
わからないです……………

美咲
梨乃が居ないの!帰ってこないの😭

隼人
ッ!!ほんとですか!

隼人
今すぐ探さないと!!

美咲
梨乃は学校の何処かに居るわ

隼人
屋上には倉庫があります!
もしかしたら倉庫の中に居るのかも
学校に来て
タッタッタッ
ドンドンドン

美咲
梨乃!居るの??

梨乃
ッ!お母さん!!

梨乃
出して……

梨乃
真っ暗で何も見えない…
ガチャガチャ

美咲
鍵がかかってるわ

隼人
何処かに落ちてたりしないかな…

隼人
あ、あった!これであけられるはず!
ガチャン!

梨乃
あ,開いた…

梨乃
良かった…

梨乃
助かった😭

隼人
梨乃!
隼人が梨乃を抱きしめる

梨乃
ゑ…^▽^

美咲
梨乃,顔に出てるわよ笑ボソッ

梨乃
ありがとうね2人共😭
コンテスト受賞作品
もっと見るONE N’ ONLYオーディオドラマ原案コラボコンテスト

チャレンジ小説
もっと見る- ファンタジー
ようこそ 鏡の向こうへ
私は颯海 凛奈(はやみ りんな) 高校1年生、初日から数日後にいじめが始まり…ましてや幼馴染までにも裏切られる始末 もう嫌だ 私は暗い気持ちで薄暗い部屋に閉じこもってた (あぁ…もういっその事あいつらのいない場所に行きたい…) そう思ってた すると突然部屋の鏡が部屋を映さなくなり淡い白色に光出した 「え…?」 そう言った瞬間…… 知らない場所に来ていた そこに居たのは学生服を来た男の人 その人は私にぃっと狐のように目を細くしこう言った 「ようこそ、鏡の向こうへ」
- 恋愛
君と見た海、あの日の星空
あの日、君と見た海は綺麗だった。 どこまでも、どこまでも透き通っていてキラキラと日の光を反射させていた。 だけど、今の海には、空には、なんの色もない。 君がいなくなった世界に色なんて…いや、違う。君がいてくれたから僕の目に色があった。ただ____ただ元に、戻っただけなんだ。 「嫌いだった夜だって君となら、星が綺麗に見えた。」 彼女はそう言った。
- ファンタジー
クリスマスに家に来たのはサンタの息子
その日はクリスマスイブ。キロ・マグリーはサンタがいると自分を騙しているのだと、親に怒鳴った。それを聞いた父は、息子にこっそり自分の九歳のクリスマスイブのことを話した。知らなかったサンタの家系の秘密。おもしろくて、ちょっと心温まるとあるクリスマスのお話。番外編まで見逃せない!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。