あなたside







廉）あなた！





大好きな人の声だ



すごい、私大好きすぎて声まで聞こえてくるようになったのか



その時、誰かが肩に手を置いてきた。



私は震えていた




あなた）ﾋﾞｸｯ 誰？




後ろを向くと永瀬廉の顔があった



廉）俺、永瀬廉だけど。
忘れちゃった？




びっくりした。廉が平然と喋ってきたから



廉）なあ、あなた…



そう言って手をとってきた。



嬉しかった…




でも




あなた）触らないで!!喋りかけないで!!
廉）…ｯ！
あなた）私がどんな気持ちしたかわかる！？
廉に酷いこと言われてから ｸﾞｽﾞｯ
私が悪いことも知ってた。だけど！こんなことになるとは思わなくて…ｸﾞｽﾞｯ
廉）  ｷﾞｭｯ
あなた）ちょ、やめｯ
廉）絶対離さん。
俺、今から独り言、言うから
ゴメン。ゴメンなあなた、
俺、めっちゃ寂しかった。俺が酷いこと言ってから何日もたってわかった。
俺、あなたがいないと何もかもできないんやって。勉強も友達関係も上手くいってない。あんなこと言って今更言えることじゃないことはわかっとる。あなたは俺の事、もう嫌いになってると思う。でも、この気持ちは伝えたい。
酷いこと言ってゴメン。俺はこれからもずっとあなたのこと好きや。俺ともう一回、やり直してくれませんか？





あなた）………ｸﾞｽﾞｯ
私こそ、ゴメン。みっちーとか顕嵐くんとイチャイチャして…ｸﾞｽﾞｯ
私、そんなつもりじゃなかった。ゴメン。廉がそんな気持ちになってたのも知らなかった。何回か注意されて直そうとは思ってるんだけど、どうしても可愛いとか言っちゃって…ｸﾞｽﾞｯ
こんなことにはなると思わなかった。本当ゴメン。私も寂しかった。
それで、顕嵐くんに告白された。
廉）え！！！
あなた）笑 安心して。断ったから 
廉のことが大好きだったからだよ。
こんな私で良ければまた廉の彼女になりたいです。
廉） ﾁｭｯ
もう、可愛すぎ♥ 流石おれの彼女やな！
あなた）何それ笑




教室まで手を繋いで帰った。




周りの女子は結構ザワザワしてました笑




紫耀）え！あなたと廉仲直りしたの！？
あなた）もちのろんです！
環奈）よかったぁぁぁぁぁ！
ｷﾞｭｯ あなた！あなた！あなた！
あなた）私もさみしかったよぉぉぉぉぉぉ
かんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！
廉）なんやお前ら笑 まぁ、環奈やから許すけど…
海人）相変わらず嫉妬深いですなぁー
廉）うるさいわ。
駿介）今回の喧嘩も廉の嫉妬のせいだからね笑
涼）なぁに？もう、仲直りしたの？
あなた）うん！
顕嵐くんと涼くんには、感謝してます！！！
顕嵐）はぁ、もうことまま仲直りしなければよかったのに…ﾎﾞｿｯ
あなた）顕嵐くん？なんかいった？
顕嵐）別に！なんでもねぇよ 怒
あなた）ｹﾞｯ!！なんで怒ってんの…
顕嵐）怒ってねぇし！
環奈）まぁそんなことは良くて！
良かったね！仲直り出来て！私もあなたと仲良く出来るし！
駿介）そうだね
海人）やっとだよー！あなたと喋ってたら廉が邪魔してくるから喋れなかったんだぞ！
紫耀）そうだ！そうだ！クリームソーダー！あなたと話したかったよー
あなた）笑笑 私もだよ！




こんな平和な時間が1番楽しいです。