…シウside…
なんで皇太子妃になったんだろ…なってもいい思いは全くしないのに…私がとても惨めに見えるだけじゃないですか!陛下とあなた様は仲良くしてますがグク様と私はこれからもずぅーっと!距離を置いて生活をする気がするんだ!村に帰りたい!それだけ!
…朝《グクシウside》…
グク)んぅ…《ただいまウサギです》
シウの心の声)寝てる…うさぎみたい
グク)ん…起きてたのか、、?
シウ)はいっ
グク)…。(なんか昨日は超能力者みたいだったなぁ〜)
シウの心の声)私は決意した!村に帰る!それがググ様にとっても一番いいことなのだと思います!
グク)妃。村に帰るなどと考えていないだろうな
シウ)私が村に帰ろうが死のうが勝手ではw?
グク)分かってないな…村に帰ると逃げるも同然。一生追われるぞ?そうされると兄上も困るし、、とにかくそんな無謀なことは考えないように
シウ)そうですね!(私のことは考えないんだ…私が今、どーんな思いをしてると思ってんだよ!このうさぎ!)
グク)…ウヌを呼ぼう
ウヌ)おはようございます^ ^
ソヒ)シウ様、帰りましょうかっ
シウ)うんっ…
グク)じゃあ昼食の時に会おう
シウ)さようならっ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!