第34話

記憶……
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2020/05/09 01:13
樹side

なんで、こうなったんだろう。


さっきマネージャーが言ってた。
    SixTONESの北斗ファンが前の撮影の時
スタッフの格好で現場に入り込んでたらしい
それでSixTONESの楽屋の前できょもと北斗がキスしていたとゆう話を盗み聞きして、北斗のことを自分の物だからと思い込んできょもを突き落とした、とゆう事だった。北斗が救急車で運ばれている間に逮捕されたらしいけど、俺は絶対に許さない。












大我side



北斗「……離せよ…」




    北斗…?



一体




    どうなってるの?




『え?



     記憶障害?』


先生「そうです、具体的には半年ほどの記憶が
     失われているようです。」




ジェシー「記憶、戻るんですか?」




先生「分かりません。

    明日戻るか

       1年後になるか、


   何十年も思い出せないことも」





北斗が、忘れる?











樹「北斗っ!今日も来たよー
   今日はおフルーツ持ってきたよー」



北斗「ありがとう」



ジェシー「俺、切ってくるねー」



慎太郎「俺も手伝う。」


高地「北斗、まだ記憶戻らない?」


北斗「うん、ごめん、でも!体は動くし、来週には退院できるから、来週って言っても検査入院だから、安心して」




樹「そーだよな」




ジェシー「はいっ!りんご〜~」





ŧ‹”ŧ‹”   ŧ‹”ŧ‹”



慎太郎「なんかこのリンゴめっちゃ美味しい。」




高地「ほんと、めっちゃ美味しい!」









樹「きょもっ?





『…………』




樹「ねぇ、きょもー」



『あ……っごめん。ボーッとしちゃって』



樹「あんま気にしちゃダメだよ?」



『うん、でも。今日はとりあえず帰るね。
 同居の事。話しといてくれる?ごめんね』



樹「うん……。わかった!気をつけてね」



『ありがとう』




『ごめんね、今日は帰る。』



慎太郎「バイバイ〜」



ジェシー「またねー」



ガラガラガラ




俺。何舞い上がってたんだろう。勝手に意識しちゃって俺が北斗とキスしなければよかったんだ。
ただそれだけ。けど思い出せばだすほど胸が
苦しくて仕方ない。












NEXT⭐*゚



今回少しばかり長めでした、

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