大我side
北斗のすすり泣くような声と共に
「はや、っくめざめて、よ。」
とゆう一言が聞こえた
その瞬間、暗い闇の中から病室に戻った
きっとすごい心配してくれたんだろうな。
とも思いつつ
『何泣いてんの?笑』
と少しおちょくりたくなった
そしたら
俺のこと無言で抱きしめるから、
拗ねっちゃったかな?とか思いながら前にもこんなことあったなって思い出した。
無言のまま北斗に抱きしめられてると、ちょうど他のメンバーが入ってきて北斗は逃げるように病室から出ちゃった。
医者「これは奇跡的な回復ですよ!もう少しお腹の傷が治ってくれば退院は出来ます。」
慎太郎「良かった!」
樹「きょも起き上がっててお腹痛くない?」
京本「全然、とは言わないけどそこまで痛くないよ」
医者「それじゃあくれぐれも安静にしててください。失礼します。」
高地「てゆうか、北斗どこ行ったの?」
ジェシー「さっき俺たちが来てから慌てて病室出てっちゃったよね、」
『でも、ちゃんとナースコール押してから行ったの笑笑』
たわいもない会話をしてたら、北斗と舞香さんが一緒に病室に来た。
俺は、また刺されちゃうんじゃないかと少し震えてきた。
そしたら、舞香さんが
「ごめんなさい。」
と少し不服そうな顔をしながら謝罪をしてきた。
俺以外の人はみんな
なんの話し?
とゆう感じ顔をして俺たちを見てた。
NEXT⭐*゚
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。