第54話

謝罪

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2020/06/11 07:00






北斗side


俺は、自分が許せない。

なんで舞香がマネージャーになる事に反対しなかったんだろ。




あん時俺が、



ほんとに





馬鹿だな。









舞香｢ごめんなさい｣










みんながぽかんと口を開けて俺の方向いて解説求めてる顔してるから、



『ほんとごめん。
       舞香がさ、京本のこと刺した。』



ジェシー｢はっ？｣



慎太郎｢謝って済むと思ってる？｣



高地｢大我がさ、死んじゃったらどうするつもりだったの？｣


樹｢ここから、出てって。｣









舞香｢        はい。｣




京本｢待って、｣



樹｢大我？｣



京本｢完全に許すとは言えないけど、もう大丈夫。｣




どんだけだよ、




舞香さえぽかんとしてる。




『京本、ほんとに良いの？』



京本｢だってさ、北斗の事好きな気持ち分かるから、｣


ほんとに京本って、



それじゃあ軽めに告白じゃん。



京本｢だから、もうしちゃダメだよ？｣




舞香｢･･････ほん、とっ にごめんなさい。これから、ぜっ、たいしませ、ん。｣





舞香が泣いてる。



京本ってこんなに温かいんだ。




京本の一言で俺も救われた気がした。

































あれから、





1週間ちょっとで京本は、退院した。



舞香は京本が何とか引き止めて今月中は、マネージャーをすることになった。来月からは、マネージャーの面接をもう1回受けてどうなるか変わるらしい。






NEXT⭐*ﾟ

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第55話退院生活

秘津花

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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。