北斗side
さっききずいたけど京本が紗夜のこともう呼び捨てだったな……
紗夜もう京本のこと大我にぃって言ってたし
俺だけ1人になるのかな
京本「おーい北斗! ねぇ北斗?
きいてるー?」
『あっ!?ごめんぼーっとしてた
俺2階行くわ。』
紗夜「えっ!ほくにぃもうちょっと下にいようよ」
京本「そーだよ、みんなで話そーよ」
『悪い、』
2階
京本「なんだよあの態度……紗夜も仲良くやろうとしてんだよ。家族の雰囲気悪くなるだろ、」
『うるさいっ!
俺とお前は違うんだよ』
京本「はぁー?」
こんなの八つ当たりだ、
こんなの嫉妬だ
『いちばん関わりたくないやつと家族になるなんて……』
距離を……保たなきゃ
劣等感や憧れから目をそらせなくなる
京本「俺なんかしたっけ?」
目を……
そらせなくなる
京本「えっ……北斗?
……っ! 」 チュ…… クチュッ
京本「やだっぁっ…… ドンッ
な……
なにすん だよ……」
NEXT⭐*゚
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。