第26話

25.
1,018
2022/05/29 07:53
あなた  side




お風呂から上がって、スマホを開く。






流星

あなたちゃーん。ちゃんと家帰れた??







、、、。


これは、なんて返したらいいのだろうか。


というか、そもそも返した方がいいのだろうか。


流星くんにとって、私の返事なんか、どこに需要があるのだろうか。





考えれば考えるほど、時間はどんどん過ぎていって


気づけば、夜中の12時を回っていた。





普通に、普通に返せばいっか。


なにかこだわりがある訳でもないし、特別な相手とかでもない。


うん、普通でいいや。





なんて、今まで深く考えたのが無駄だったかのように、呆気ない軽い考えで、返事を返した。





me .
無事帰れましたよ。
流 星 .
そっか!!なら良かった〜





返事を返した直後、速攻で既読がつき、またメッセージが届く。




『既読はやっ、返信もはやっ、、』




やっぱり、こいつ、メンヘラか、??(


、、それは、さすがにないか。







流 星 .
明日もお店くる??
me .
いや、行かないです。





即答で答えた。


その瞬間、流星くんから着信が来た。




私も、そこまで冷たい人間ではないから、電話をスルーしようかと一瞬考えたけど、


仕方なく、通話ボタンを押した。





大西「もう来ないの、?!」


『行かないですよ、』


大西「なんでなん。」


「もしかして、大ちゃんにいじめられたん??」


『いじめられた、訳じゃないですよ。』


『単に、私はもういいかなって。』


大西「あなたちゃんが良くても、僕は良くないから!!」


『えぇっ、』





ほんと、流星くんは、もうメンヘラなんじゃないの?


って、結構本気で疑った瞬間だった。


明らかに、私に執着しすぎでしょ。






それに、これ以上行ったら、ホス狂になる。


それだけは絶対に避けたい。


いや、何がなんでも避けてやる。





『流星くんに何を言われても、私は行きませんよ、。』


大西「もしかしてさ、ホストとか、嫌いなん、?」


『言ってしまえば、正直、好きではないですよ。』


大西「、、そっ、か。」


















『でも、もしお店以外でお会いしたら、そのときは仲良くしてくださいね。笑』




相手の心を踏みにじらないようにするには、


この終わり方で切るのが1番だろう、と思い、それだけを言い残し


そっと、赤い通話終了ボタンをそっと押した。






その後、流星くんからメッセージが来ることは無かった。







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