第21話

20.
1,520
2021/09/25 12:56
西島 side





以前と同じように、受付をしていれば


カウンターの奥の入口から、例のあの人が来た。




大西「あ、来てくれたんや!笑」


『んと……どうも…。』


大西「今そっち行くから、待っとってや。」


『あ、は、はい…。』



そう言って、またあの人は消えた。




後ろと隣から、刺激的な目線を感じる…。


怖。


これ、よくホラー映画にあるよね。


後ろ向いたら、死ぬやつ。


、現実世界にもあったなんて…。(


絶対、後ろは振り向くな。


殺される。



そう思い、下と前しか目線を向けなかった。



桜井「あなた、?どゆこと?笑」


「流星くんとの間に、何があったの????」


『えーっと、そのぉ……。』





『かくかくしかじか……で。』


桜井「なぁに!!!その運命的なやつ!!!」


『、運命ではないと思うけどな。』


桜井「もしかして、流星くん、あなたに興味あるんじゃないの?笑」









あの人が、私を……?




いや……
















『ないないないないないないなないないないないないないないないないないないないないなないないないないないないないない』


桜井「そんな、拒否らなくても…。」


『とにかく、絶対ないから!』


桜井「そーかなぁ…?」






ホストに気にいられるとか、絶対無理。


というか、そんなこと宝くじが当たるよりありえへんわ。笑



こんなぶす、誰が気にいんねん。(


そんことを考えていれば、いつの間にか


席に座って


流星くんが来ていた。




なぜかわからんけど、えなとは席が離れちゃって


2,3mぐらい(


誰だよ。えなと私を離したやつ。


私の隣は、えなしかいないんに。


離さなくたってええやん…。




大西「やって、2人の方が良かったんやもん。」


『…でもさ、……って、っ?!?!』


『待って、今の、声に出てました…か?』


大西「おん。笑」


「そんなに、僕が相手するの嫌やった、?」(上目遣い


『えっと、…嫌では……ないんですが…。』


大西「なら良かった!!!」





この人って、こういうタイプなんだ。


なんて、改めて思った。


これは、お金取られすぎないように注意しなくてはならぬ…。(




大西「んね、何飲む〜?」




私にべったりとくっついて、メニュー表みたいな、


ドリンク名がいくつか載った、今にも高そうなやつを


2人で共有するかのように見せてきた。




『…高っ。』





ホストなだけあってか、値段が異常やった。





『私は…水だけで大丈夫です。』


大西「え〜…んまぁ、いっか。」


「じゃあ、僕も水にしよーーーー。」





メニュー表的なものを、テーブルの上におけば


小動物的な顔で、私にこんなことを言ってきた。




大西「んなぁ、流星って呼んでや。」


『…えっと、』


大西「なんか、なかなか名前で呼んでくれへんし、」


「距離も感じるし。」


『は、はぁ……』


大西「言ってみて?流星って。」


『今、ですか?』


大西「おん。笑」


『……りゅ、…』





あれ、名前、なんやったっけ。




……







やべ。秒で忘れた。(


りゅう〇〇的なやつやったよな。


え、こんなことある?


待って。え、パニック。パニック。


えーっと……


響きで、思い出そ。


なんやったけかな……。


なんとなく、なんとなくでいこ。



















『……へい?』


大西「笑」


「りゅうへい、ちゃう笑」


『…んと、』


『すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』






結局間違えました。


ほんっと、申し訳ない。


人の名前聞いた3秒後にも満たさない短い時間で、


忘れるなんて……。


恥だ。人としてどうかしてるわ。




大西「初めて会った。笑」


「僕のこと、「りゅうへい」なんて呼ぶ人。」


『こ、これは、!その、……。』


大西「別に気にせんで。笑」


「笑笑。」


「思い出すだけで笑っちゃうんやけど。笑笑」





私の隣で、めちゃめちゃ大笑いする


流h…流星くん。(


周りの人も、大笑いする流星くんに少し驚いているような様子だった。







そこから私は、また恥ずかしくなった。


そして、自分の耳が赤くなる。


ほんまに、この体質?って言うんかな、


すぐに耳が赤くなるん、やめてほしい、。












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