あなた「はぁ…やっちゃった…」

今私あなたは学校から帰ってくる途中です。

今日の部活のとき、練習メニューを巡って友達と対立してしまいました。

友達に結構キツイこと言っちゃって、後から後悔してます。

那須「おつかれ」

あなた「あ、雄登」

この人は私の彼氏の那須雄登。

私と雄登は同じ部活に所属してる仲なんですが…

那須「なんか今日喧嘩してたの？後から行ったら、部活の雰囲気がそんな感じだったんだけど…」

あなた「あ、うん…私が悪いの」

雄登「詳しく聞かせて？」

私は雄登に喧嘩になるまでの経緯を説明した。

やっぱり説明しているうちに後悔が増していく。

あなた「なんであんなこと言っちゃったんだろ…」

那須「俺さ、中学の時に友達と大喧嘩したことがあってさ」

あなた「え、雄登が？」

那須「おん。些細なことだったんだけど、お互い意地張って相手から謝るの待ってたらさ、あっという間に卒業しちゃったんだよね。」

あなた「え…」

那須「結局最後までぎこちなくて。だから、謝るなら今のうちだと思うよ？」

あなた「…」

那須「俺みたいに後悔してほしくないんだ。だからさ、明日ちゃんと謝りなよ」

あなた「だよ…ね。ちゃんと言うよ」

那須「うん。そうしな。あなたならちゃんと言えるよ」

あなた「…でも、なんて言おう…」

那須「フツーに『言いすぎてごめん』くらいでいいと思う」

あなた「うん…」

那須「そんな不安そうな顔すんなよ（笑）俺が保証する。」

あなた「…ホント？」

那須「うん。さ、帰ろ」

あなた「…うん」

那須「元気出せよ！いつもの明るいあなたはどこ行ったのさ」

あなた「どっか行っちゃった」

那須「じゃ、探して取り戻してこい」

あなた「雄登が探してよ」

那須「なんでだよ！（笑）」

くだらない会話だけど、そうやって励ましてくれる雄登にコッソリ惚れ直してるあなたでした。

次の日、ちゃんと仲直りできました！