宮ヶ迫さん、リクエストありがとうございます😊
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こんにちは、あなたです…
今、彼氏の浮所飛貴とお家デート中なんですけど…
運悪く女の子の日がやってきました…
私、お腹の痛みが酷いんだよね…
だから、もうすでにやばいんだけど流石に彼氏に言うわけにはいかないし、頑張って耐えます!
あなた「…」
浮所「…今日なんかあなた体調悪い?」
あなた「え?」
浮所「いや、いつもより口数少ないし顔色悪いし…」
あなた「あ…うん…アレでさ…
浮所「ああ…なるほど」
あなた「う…イテテテ…」
浮所「え?!大丈夫?!」
あなた「ごめん…お腹痛くて…」
浮所「いいよ、無理しないで!ソファに寝てな?」
あなた「うん…ありがとう」
浮所「薬って確か机の脇にあったよね?」
あなた「うん」
浮所「オッケー、とってくる」
ホントは黙ってるつもりだったけど、やっぱり気づいちゃうんだね…
そういうさりげない優しさが、すごく嬉しいよ…
浮所「はい、持ってきたよ」
あなた「ごめん…ありがとう」
浮所「飲んだ?」
あなた「ゴクッ …うん」
浮所「どうする?ベットいく?」
あなた「いや…今動きたくないからここでいいよ…」
浮所「いや、いいよ俺運ぶから」
あなた「私重いからいいよ」
浮所「あなたは軽すぎだよ」
すると、飛貴は私のことをヒョイっとお姫様抱っこした。
あなた「ちょ、飛貴…」
浮所「いーよ甘えて?」
あなた「…ごめんね」
浮所「…ホラ、ベットついた」
あなた「ありがと…」
浮所「俺は男だからどれくらい辛いかはわからないけど、辛いんだなってことはわかる」
浮所「辛い時はいつでも頼ってね?俺はあなたの彼氏なんだから」
あなた「ありがと」
浮所「いーよ、眠いなら寝ちゃいな?」
あなた「うん…」
頼りになる飛貴をさらに好きになった1日でした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。