こんにちは、あなたです
今日は彼氏の那須雄登が家に遊びに来てくれるんですけど…
女の子の日であることに今朝気付いてしまいました…
私、割と症状重くて、特にお腹が痛くなるんだよね…
正直雄登に迷惑かけたくない!
でも、辛いんだよね…
那須「…あなた、顔色悪くない?」
あなた「え…」
那須「なんかあった?」
あなた「…女の子の日が来ちゃって…」
那須「ああ、なるほど」
あなた「でも、大丈夫」
那須「大丈夫じゃないでしょ 顔色見てればわかるって」
あなた「…雄登はなんでもお見通しだね」
那須「ちょっと待ってて」
そうすると雄登は薬を持ってきてくれた。
あなた「よく場所覚えてるね」
那須「何回かこういうことあったからね」
あなた「ありがと」
那須「ホラ、飲みな?」
あなた「うん」
那須「腰さすろうか?」
あなた「…そうしてくれたらありがたい」
那須「いいよ、辛いでしょ」
すると、雄登はずっと私の腰をさすっててくれる。
あなた「ちょっと和らいできた」
那須「ホント?よかった」
あなた「ごめんね…せっかくきてくれたのに」
那須「気にしないで むしろ頼ってよ」
あなた「ホントありがと」
辛い時に側にいてくれる優しい彼氏です。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。