第11話

10話
29
2021/05/04 22:28
鈴原萌
鈴星…
鈴星大雅
どうしたんだよ!なんで泣いて…
鈴原萌
ご、ごめんなさ…
鈴星大雅
謝らなくていいよ
鈴星大雅
鈴原が謝ることではないだろ?
鈴原萌
…うん
鈴原萌
昔のこと思い出しちゃって
鈴星大雅
昔のこと?






〈鈴原の昔〉


鈴原はもともとみつあみやメガネをするような人ではなかった


その姿はとても可愛らしくてクラスの人からも人気だった


そんなある日クラスの女の子に私が人気なことを嫉妬されて


いじめられた


それが原因でクラスの人も私をいじめるようになった


「私以上に目立たないでくれる?」


そう言われたので私はこの姿に変えた


それから私のところに人が近寄ることはなくなって私は暗くなってしまった
鈴原萌
…ってことがあったの
鈴星大雅
なるほど…
鈴星大雅
今それを思い出したのはなんで…?
鈴原萌
そ、それは…
鈴原萌
…言えない
鈴星大雅
…そっか
鈴星大雅
でも、なんかあったらいえよ
鈴原萌
うん、ありがとう
鈴原萌
いつも助けてもらってばっかりだね
鈴星大雅
そんなこと…
鈴星大雅
俺も鈴原に助けてもらったことあるんだぜ?
鈴原萌
え…?
鈴星大雅
まぁ言わないけどな
鈴原萌
えぇ!
鈴星大雅
アハハハw
鈴星大雅
じゃあ帰ろうぜ
鈴原萌
うん………っ
鈴星大雅
ん?どっか痛いのか?
鈴原萌
さっき転んじゃって足くじいたみたい…
鈴星大雅
まじか、それなら…ほら
そう言うと鈴星は急にしゃがんで背中を私に向けている
鈴原萌
…へ?
鈴星大雅
乗れって
鈴原萌
いやいやいや、私重いよ!
鈴星大雅
大丈夫だって
鈴星大雅
ほら
鈴原萌
…じゃあ失礼します
そう言うと私は鈴星の背中に乗った
鈴星大雅
礼儀正しいなw
鈴原萌
重くない?
鈴星大雅
重いどころか軽すぎる
鈴星大雅
ほんとに食べてる?
鈴原萌
食べてるよ!
鈴星大雅
よーしじゃあこのまま帰るぞー!
鈴原萌
えぇ!恥ずかしいからおろしてぇー!!




こうして私は鈴星におんぶされながら家に帰りました





















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