第4話

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2019/08/30 15:58
私はその日の夜、海人の部屋を訪れました。
ピンポーン
海人
はーい?
海人
あ、あなた。
あなた

よっ!

海人
何しに来たの?
あなた

あ、いやー、ちょっと話がある。

海人
…どうぞ入ってー。
あなた

お邪魔します。

バタンッ
海人
あ、適当に座って?
あなた

うん。

あなた

海人の部屋、こんなんなってんだ。

海人
いや、みんな部屋の作り一緒でしょ笑
あなた

あ、そっか笑

海人
あ、お茶飲む?持ってくるね。
あなた

ありがと。


なんか…わかんないけど緊張する。

いつもはみんなが私の部屋に来てくれるけど今日は初めて1人で海人の部屋に入るからなのかな?
海人
はいどうぞ〜。
あなた

ありがと〜。

海人
なんか…久しぶりだね、こんな二人きりになるの。笑
あなた

だね笑
いつもみんな一緒だもんね笑

海人
うん笑
あ、で、話って?
あなた

実は、私の話じゃなくて

海人
あなた

海人の話を聞きに来たの!

海人
え、俺?
あなた

ほら、最近元気ないし。

海人
そう?俺は元気だけど?
あなた

恋の病にでもかかってるのかなーって笑

海人
恋の病って笑
あなた

あ、無理せず相談してくれていいからね?私、海人の悲しんでる顔みたくないし、悩み事は抱え込んでちゃダメだよ?

海人
うん、ありがと笑
あなた

で?今悩んでること話してよ!

海人
え、今?
あなた

うん。好きな人、いるんでしょ?
( ̄▽ ̄)ニヤリッ

海人
う、ん…まぁ。
あなた

あ、もちろん誰かとは聞かないよ笑
ただ…

海人
ただ?
あなた

性格とか、どういう子なのか教えて!

あなた

私は私なりにアドバイスしてあげるから!まぁ、恋したことないからわかんないけど笑

海人
うん、ほんとにありがと笑
でも大丈夫だから笑
あなた

えぇー。せっかく来てやってんのに〜。

海人
ごめん。笑
海人
あ、その代わりって言っちゃなんだけどお願いがあるんだ。
あなた

うん、なーに?

海人
1日だけでいいからさ…俺と付き合ってくんない?
あなた

え、なんで?

海人
え、それは…あ、あれだよ!その、好きな子に告る練習っていうか…
あなた

あ、なるほどね!それなら全然付き合ってあげる!

海人
ほんとに!?
あなた

う、うん笑
そんな嬉しい?笑

海人
うん!めちゃめちゃ嬉しいっ!!
あなた

そう?笑


ガチャ
邪魔すんで〜
海人
え、廉!

バタンッ
なんや、なんか騒がしいと思ったらあなた来とったんか。
あなた

うんー。あれ、どうしたの?

ちょっと海人に話したいことあって。
あなた

あ、じゃあ私邪魔?

いや、大丈夫やで。
あ、そや、さっきまで何話してたん?
海人
えっとー…
あなた

私が海人の恋を応援してるの!

あなた

だから今度、デートの練習するんだぁ〜笑

なるほどね。
海人
もしかして廉も俺の話聞きに来たんじゃないよね?
ううん。俺はちゃんと話がある。
海人
ふーん。(?)
あなた

あ、やばいっ!今部屋来る時に鍵開けっ放しだっ!!

海人
え、うそ笑
あなた

話聞きたいけどごめん、今日のとこ帰るね!

海人
う、うん笑
あなた

じゃ、また明日ね!

海人
うん笑
また明日。

私は海人の部屋を出た。

そして、2階へ駆け上がり、部屋に入ると

そこには謎の男がっ!?












あなた

だ、誰っ!?

紫耀
…あ、おかえり。
あなた

え?

紫耀
帰ってくるの遅かったな。
あなた

いやいやいや、なんで私の部屋に??

紫耀
お前の部屋鍵あいてたから番犬しといてやったんだよ。ついでに暇だったから部屋の片付け少しだけどしといた。
あなた

番犬って…笑
ありがと。

紫耀
じゃあ俺帰るね。
あなた

うん。ほんとにありがと。


紫耀はほんとに帰って行った。

でも…なんか怪しい。

なんか企んでたりとか…ないか…???

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