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第5話

F O U R .




自分の表情を隠すかのように、クレープにかぶりつくちせちゃん.







るる
 む り し な い で . 
千世
 え ? 俺 ま だ
 お 腹 い っ ぱ い じ ゃ ... 
るる
 そ う じ ゃ な い で し ょ . 
千世
 … だ い じ ょ う ぶ 
るる
 嘘 だ . 
千世
 る る に は 分 か ん な い よ . 








分かんない...?








そんなの分かるものなら分かりたいよ.



誰よりも君の側にいたいから分かりたいよ、

私だって. 




私がぽかんとちせちゃんを見つめているうちに、

私よりも残っていたはずのクレープを食べきってしまっていた.
私も、その後急いでクレープを食べた.
無理矢理押し込んだ最後の一口は、イチゴの酸っぱさもソフトクリームの甘さも感じず、喉の奥に染み渡るほど苦かった.




千世
 御 免 . 楽 し く な い よ ね 
 今 日 は 帰 ろ う ??
るる
 否 、 私 は ... 
千世
 ね ?? 



これ以上踏み込んじゃいけない.



そんな気がして、ちせちゃんが『じゃあね』と言って歩いていくのを引き留めることも出来なかった.





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