あなたside

二人きりになったんなら、ハグぐらいはしないとな…



廉くんが近づいてきてからドキドキ言ってて

なかなか治まらない笑


じんがいいとこで部屋に入ってきて

廉くん逃げてて可愛いなーなんて思ったけど

じんがいなくなった後のこの空気…辛い…笑

何かしないとって思ってたのは私だけじゃなかったみたいで、廉くんがコップにお茶を注いだ

私はソファに寝転がったままだと気づき、起き上がる

ダメだ…廉くんに慣れてきたとはいえ、キスされそうになった時、廉くんは男なんだってことに改めて気づかされて

まともに話せないし、目も合わせれない…

お茶が入ったコップを廉くんが手を伸ばし、差し出してくれた


私は目を合わせず、コップだけを見て受け取った

廉くんもお茶を1口飲んだ

それを確認すると、私も一口飲み、机の上に置いた

え、また近づいてくんのっ！？/////

なんだ…さっきみたいに

近づいて来るのかと思った…( ˊᵕˋ ;)💦

とりあえずこの空気から逃げたいし…

私ひとりで隣のじんの部屋に取りに行こう…笑

急いで私の部屋から出ると

じんの部屋に入り、トランプとか人生ゲームとかいろんなおもちゃっていうのか？

それが入ってる箱を開ける

 
まさか着いてきてるとは思わなかった…笑


私の背後に廉くんがぁ〜っ！！\(//Д//)/

そう言ってトランプをつかもうとした時、

廉くんもトランプを取ろうと手が重なる…

まじですかぁっ！！？？/////

廉くんは素早く手を引っ込めた

私はゆっくり手を引っ込めました…



手が…あついよ…


さっきから慌ててばかりで何が起きてんだか全然わかんないや

うわぁ〜めっちゃ動揺してんじゃーーーん

わたしぃ〜っ！！

早くこの場から居なくなりたい…

頭にそれしかなくて


立ち上がって振り向いたらめっちゃ近くに廉くんの顔あるし…

顔がさらに赤くなって


廉くんを避けようと思ったらよろめいて

腕掴んで助けてもらって…

お礼だけを言ってリビングに飛び込んだ

絶対この状況、じん理解出来てないよね笑

頭がいっぱいいっぱいで…

私はじんの後ろに隠れながら、私の部屋に戻った

廉くんは右手で床を優しく叩く

じんはそこに座ろうと動く

それに私も着いて行った

廉くんは左手で床を優しく叩く

じんから離れたくなかった…けど、しょうがないか…

廉くんは私の"彼氏"なんだから


早く慣れないとな…